ロッシ、ペトロナスと契約締結のニュースは“フェイク”。でも「来季の参戦は99%確実」
バレンティーノ・ロッシは自身が既にペトロナス・ヤマハSRTと契約を結んでいるという報道は「フェイク」だと指摘したが、2021年もMotoGPクラスに留まることは99%確実だと契約締結間近なことを示唆した。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
今年始めにMotoGPに参戦するヤマハは2021年のライダーラインアップを発表。マーベリック・ビニャーレスとファビオ・クアルタラロを起用するとし、バレンティーノ・ロッシは2020年限りでファクトリーチームを離れることになった。
ただロッシは新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断されている期間に現役継続の意思を示しており、来季はヤマハのサテライトチームであるペトロナス・ヤマハSRTへ加入することが確実視されてきた。
最近になり、ロッシとペトロナス・ヤマハSRTが契約を締結したという報道がイタリア系メディアによって発せられた。しかしロッシはこういった報道は「フェイク」だと指摘した。
「僕がもう契約書にサインしたというニュースは真実じゃない。“フェイク”だ」と、ロッシは言う。
「だけど僕らは契約にとても近づいている。2021年も現役を続けたいと思っているし、ヤマハと、そして特にラズラン(ラザリ/SRT代表)、(ウィルコ)ズィーレンベルグたちと既に話し合っている。とても良いフィーリングがあるよ」
「いくつかの詳細事項、特にチーム、そして僕のために働いてくれるスタッフについて詰める必要がある。だけど2021年に、ペトロナス・ヤマハSRTからレースをするのは99%確実だ。もちろん、まだ署名はしていないけどね」
15日(水)には第2戦スペインGPへ向けたオフィシャルテストが実施され、ロッシは総合5番手となった。彼はセッション前半で3番手だったが、セッション後半では16番手に後退。ただ彼曰くレースペース面での作業に集中していたようだ。
一方チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは総合トップタイム。ペース面でも自信を持っている様子だった。
ロッシは暑いコンディションにおいては、素晴らしい状態ではなかったと振り返った。
「サーキットに戻り、バイクに戻ってきたフィーリングは素晴らしかった」
「今日はかなり良い1日だった。午前中のセッションでは僕はそう悪くなかった。というのも今日はアタック用のソフトタイヤはひとつしか無いような感じだったからね」
「だから朝はそれを履いて、良いラップを刻めた。最終的に総合でも5番手につけているんだ。午後は別のタイヤを試してみたんだけど、気温が上がって苦戦するようになった。特にペースは素晴らしいものではなくて、バイクのバランスがあまり良くなかったんだ」
「やらないといけないことはたくさんある。だけどMotoGPマシンに戻ってこれてとても良かったよ」
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