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オーストリア2連戦はヤマハ苦戦。ロッシ、直4仲間スズキの進歩には驚き

バレンティーノ・ロッシはライバルに対して最高速の差で苦戦しており、レッドブルリンクでのレースは難しいモノだったと語った。

Valentino Rossi, Yamaha Factory Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 レッドブルリンクでのMotoGP2連戦が行なわれたが、ヤマハ勢はそのどちらでも苦戦気味で、最高位はバレンティーノ・ロッシのオーストリアGP5位とスティリアGP9位という結果だった。

 同コースは直線成分が多く、カレンダーの中でも屈指の高速サーキットだ。そのためグリッドで最もパワフルなマシンと言われるドゥカティに対して、時速10キロメートルほど劣っているヤマハにとっては弱みの露呈するコースだと言える。

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 ロッシはこうした弱みがある状況は過去数年と変わっていないと言う。しかし今年はそれ以上に周囲のライバルがパワー面のアドバンテージを活かすようになったため、状況が悪化していると語った。

「このトップスピードがとても重要になるトラックで苦戦するだろうことは分かっていた。今年はその差が大きくて、対処するのがとても難しかった」

 ロッシはそう語る。

「去年もそうだった。僕らとしても状況を改善するためにプッシュしてきたけど、今年の状況も去年と非常に似たものだった。ここは多くのロングストレートがあって、うちのマシンは苦戦を強いられてしまう」

「個人的には妙なレースだった。先週末(オーストリアGP)は5位に入ることができたけど、それは先頭で多くのクラッシュがあったからだ」

「そして今週はみんなが(前週で判明した)問題に対処して、僕らに比べてさらにパワーを路面に伝えられていた。誰もミスはしなかったことで、ヤマハの最上位が9位だったんだ」

「これは厳しいモノだ。多かれ少なかれ、問題は去年と同じようなものなんだ」

 ヤマハは長らくその馬力不足を指摘されており、近年は直列4気筒エンジンがV型4気筒に比べて劣るのではないかという論争もあった。

 ただレッドブルリンク2連戦では同じ直列4気筒を採用しているスズキが強さを発揮。彼らはライバルに迫るほどの速度ではないが、ヤマハよりも速く、その差は時速4〜6キロメートルほどに留まった。
 
 特にスティリアGPでは赤旗中断まではジョアン・ミルが優勝を目指して独走体制を築いており、彼らのポテンシャルは疑いようのないものだった。

 ロッシはこうした点からヤマハのパワー不足が、実際に使用しているエンジン形式とは無関係のものだと語っている。

「スズキのこの2週間の走りは印象的なものだった」

「彼らは懸命に、適切な方法で作業に取り組んでいた。トップスピードの問題は直列4気筒それ自体じゃない」

「スズキは加速において僕らよりもグリップがあるし、エンジンは明らかに僕らより速い。(アレックス)リンスの後ろにつけていたけど、どのコーナーでも僕らよりも加速が速いんだ」

「つまり、スズキは正しい方法で仕事をしているということだ。僕らも改善できることを期待している」

 

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