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やっと始まったアップデート……ロッシ、後半戦は改善示すも“まだ道半ば”と語る

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やっと始まったアップデート……ロッシ、後半戦は改善示すも“まだ道半ば”と語る
執筆:
2019/09/02 1:05

バレンティーノ・ロッシはここ数戦での走りの改善について、“2年半”要求してきたアップデートがもたらされた事が影響していると語った。

 ヤマハのバレンティーノ・ロッシは2019年シーズンを第2戦、第3戦と2連続表彰台獲得の幸先の良いスタートを切ったが、優勝はチームメイトのマーベリック・ビニャーレスに先を越され、獲得した表彰台の数でもペトロナス・ヤマハのファビオ・クアルタラロに遅れをとってしまっている。

 ロッシはヤマハがサマーブレイク中に懸命に働いていたと述べていたが、後半戦に入っての連続4位や、イギリスGPで第3戦アメリカズGP以来のフロントロウを獲得したことからも、そういった評価は証明されたと言える。

「ヤマハは加速やリヤタイヤを管理するための電子制御などで“賢く”取り組み始めた」

 ロッシはイギリスGPでそう語った。

「それらは僕が過去2年半に渡って要求してきたものだ。だけどここ数ヵ月前までは何の対応もなかった」

「恐らく今季の終盤、そして来季には改善して更に競争力を高めることができるだろう」

 依然としてヤマハのマシンはライバルに比べてパワーで劣っているが、ロッシはこのドゥカティとの差を少なくとも半減させることを求めているようだ。

「僕らは改善しているけど、まだ道半ばだ」とロッシは続けた。

「往々にして、僕らは先頭のライダーからコンマ7秒か8秒ほどレースで負けている。他のメーカーのマシンは直線で12km/hも速いんだ」

「直線でドゥカティと同じように強くなることは無いだろうけど、少なくともギャップを半減させるべく取り組む必要がある」

 昨シーズンから、他メーカーのファクトリーチームの大部分が従来のアルミニウム製スイングアームをカーボンファイバー製のものへと変更している。一方、開発の遅れかマシン開発の哲学の違いかは定かではないが、ヤマハはカーボン製スイングアームは投入していない。

 カーボン製スイングアームはヤマハの持病とも言える、ここ数年の苦戦のカギであるリヤタイヤの消耗を改善する要素だと、ロッシは見ているようだ。そして、彼はそういった新パーツを頻繁に要求していたことを明かした。

「僕は何度もカーボン製スイングアームを要望した。それが僕らの助けになると僕は思っている」

「だからヤマハにはできる限り早くそれを持ち込んでくれたら、と願っている。それがいつ開発されるかの明確な状況は分かっていないんだ。だけど僕はそんなに長くないうちにそれを目にするだろうとは思っているし、そう願っているんだ」

 なお、8月29~30日にミサノで行われた公式テストにおいて、ヤマハは2020年型マシンのプロトタイプ、そしてカーボン製スイングアームのテストを行った。

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シリーズ MotoGP
ドライバー バレンティーノ ロッシ 発売中
チーム Yamaha Factory Racing
執筆者 Lewis Duncan