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ロッシ「チャンピオンシップにとって残念なこと」元僚友ビニャーレスとヤマハの関係悪化を憂う

バレンティーノ・ロッシは昨年までチームメイトだったマーベリック・ビニャーレスがヤマハの決定によってオーストリアGPを欠場する事になった件について、「チャンピオンシップにとって残念なことだ」と語った。

Valentino Rossi, Petronas Yamaha SRT

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 レッドブルリンクでの連戦となるMotoGPオーストリアGP開幕前日となった8月12日、ヤマハは自チームのライダーであるマーベリック・ビニャーレスに出場停止にするという、衝撃的な発表を行なった。

 この決定についてヤマハは、前戦スティリアGPでビニャーレスがバイクに対してイレギュラーな操作を行なったことがデータ分析で判明したためだと、その理由を説明している。

 なおmotorsport.comの調べでは、ビニャーレスが故意にオーバーレブさせ、エンジンブローを発生させようとしていたと考えられていることが判明した。

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 ヤマハはこの発表以降公式なコメントは出しておらず、ビニャーレスからも同様にアナウンスは行なわれていない。ビニャーレスは今季限りでのヤマハ離脱を決定しており、両者の関係は修復不可能なほど悪化しているが、今回の事態もその延長線上にあると言えるだろう。

 昨年まで4年間にわたってビニャーレスのチームメイトを務めてきたバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)は、ヤマハとビニャーレスが和解して今シーズンを共に乗り越えることを望んでいると語った。

「この状況はとても悲しい。両方にとってだ」

 元チームメイトの状況についてコメントを求められたロッシは、そう答えた。

「というのもマーベリックは僕の友人だからだ。彼はいい男だし、ヤマハも長年僕の過ごしてきたチームなんだ」

「だから残念だ。チャンピオンシップにとっても、マーベリックがヤマハで走らないのは残念なことだ」

「とにかくマーベリックは速いし、マシンも速いんだ。彼らはこの状況をどうにかできると思う」

「彼らが話し合うことができ、そして状況を修復できること、次のレースからマーベリックの姿をコースで見られることを祈っている」

 なおヤマハによると、ビニャーレスの第12戦以降の出場に関しては、チームとライダーによる話し合いが行なわれることになるという。

 ビニャーレスの欠場によって、現チームメイトのファビオ・クアルタラロはオーストリアGPをひとりで戦うことになった。ただ彼は発表には「驚かなかった」と語り、「適切なコメントも持ち合わせていない」と話すに留めた。

「それほど驚いてはいない。何が起こったのか、それは多くの人も知っていると思う」

Maverick Vinales, Yamaha Factory Racing

Maverick Vinales, Yamaha Factory Racing

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

「僕としては、ひとりで走るのは問題ない。何かコメントするのも難しいし……僕よりもヤマハの人間に聞いたほうが良いと思う。僕の週末には何も変わりはないよ」

 ただクアルタラロは両者の関係が急速に悪化したことには驚いたと認めている。そしてその点で、バイクに問題があるとは考えていないと口にした。

「どんなバイクも、改善したいと思うエリアはあるものだ。でも彼もシーズン開幕戦から勝っている」

「彼は後方からオーバーテイクして、逃げていった。バイクは上手く機能していて、本当に安定していたんだ」

「だから正直に言って何が起こっているのか分からない。バイクは凄く良いんだ」

「もちろん欠けている部分もあるけれど、それは劇的なものじゃない。僕らには表彰台を争えるポテンシャルがあると感じているし、ここ数戦では少なくともトップ5を争うことができている」

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスはヤマハとビニャーレス間の“危機的状況”が最終的に出場停止にまで至ったことは「本当に奇妙だ」と話しつつも、自身の問題ではないと深入りは避けた。

「もちろん、ここ数戦で彼らの状況が危機的なものだったということは知っている」と、マルケスは言う。

「だけどライダーとメーカーの間では浮き沈みも時にはあるものだ」

「ただこうした結果に行き着くのはかなり妙だね。歴史的には何度か発生していたみたいだけど、結局何が起きたかは彼らだって知っている」

「彼らはよく説明する必要がある。でもこれは僕の問題じゃない。他の人たちに注意を払う必要はない」

 

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