ホンダに留まるのは簡単だったけど……マルケス、移籍決断の理由語る「楽しめないなら、バイクに乗る理由はない」
マルク・マルケスは、2024年もホンダに留まるのは「簡単な解決策だった」と語り、グレシーニに移籍することで「快適な環境から抜け出そうとしている」と話した。
マルク・マルケスは、先週今シーズン限りでホンダを離れることを発表。そしてインドネシアGPを前に、グレシーニへの移籍が正式に発表された。
この移籍は以前から噂されていたものだが、マルケスは決断したのは先週の火曜日だったと明かした。
ホンダとの11年間のパートナーシップに終止符を打つという大ニュースが流れて以来、初めて公のメディアに登場したマルケスは、決断のプロセスについて口を開いた。
「シーズン序盤は競争力があったのは事実だが、良い形ではなかった」
ホンダからの移籍を考え始めた時期について聞かれ、彼はそう答えた。
「多くのリスクを背負っていた。シーズン後半は違うアプローチで始めて、今はまたリスクを冒している。でもそれはシーズン前半とは違う形だ」
「怪我が多くて大変だった。でも、ケガをしているときは、決断を下すのが難しい時期なんだ」
「それは過去に学んだことだ。シーズン後半は、ホンダと良い話し合いができた。レースごとにとても難しくて、僕もメンタル的に少し変わっていった」
Marc Marquez, Repsol Honda Team
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
「疑いが多くなっていったんだ。でも同時に、グレシーニからのコンタクトがあっても、契約の話は進めないと伝えていた」
「『僕を待ちたければ待っていてくれ。でも何も約束はできない』ってね。僕が決定をしたのは、日本GPの後の先週火曜日だったんだ」
「それは僕のコンフォートゾーンから出るということなんだ。最も簡単なのは、ホンダに留まることだった。状況はコントロール下にあり、マシンはコントロール下にあり、チームはそこに出来上がっているし、多くの給料をもらっている」
「でも、自分自身と自分のキャリアを大切にしたいなら、新しいチャレンジを見つける必要があったし、新しいチャレンジと最高のチームが2024年のグレシーニだったんだ」
マルケスは、1年契約を選んだ理由を説明しながら、グレシーニ移籍を決断する前に彼の将来について流れた他の噂についてコメントすることを拒否した。
「僕は将来について誰かと話し合っていないし、(噂については)答えない。というのも、僕はすべてのメーカー、チームに敬意を払っているからだ」
「でも、僕にとって唯一の選択肢は1年契約だった」
「その理由を説明しよう。非常に困難な時期にいるときは、自分自身にさえ疑念を抱くものだ。僕はいつも言っているけど、楽しめないのであればバイクに乗る意味がない。楽しめないなら、なんでここにいる必要があるんだ?」
「だから家族的なチームへの移籍を決めたんだ。スタート地点に少しでも戻りたい。小さなチームの雰囲気を持つ家族的なチームに戻りたい、チャンピオンシップをリードしているマシンに戻りたい」
「11年間も同じマシンで走っていたから、乗り換えは簡単なことではない。でも、それを楽しんで、また笑顔になって、自信を持ってサーキットに臨みたいんだ」
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