「ロッシは名ばかりのオーナーじゃない」とベッツェッキ。VR46残留の決め手”チーム環境”に深く関与
VR46のマルコ・ベッツェッキは、チームオーナーのバレンティーノ・ロッシは決して名前を貸しているだけではなく、上手く進んでいないときには「まっさきに助けにかけつける男だ」と語っている。
MotoGPのレジェンドライダー、バレンティーノ・ロッシは2021年限りで現役を引退したが、今もなおMotoGPクラスにチームオーナーという形で関わっている。そしてチームのライダーによるとロッシは決して単なる名前だけのオーナーではないという。
ロッシのチームであるVR46は、2022年から最高峰クラスにステップアップ。2023年はルカ・マリーニとマルコ・ベッツェッキの組み合わせで戦い、ベッツェッキは3勝を収めランキング3位を獲得する活躍ぶりを見せた。
ベッツェッキは2024年に向けて、プラマックに移籍してファクトリーバイクを使用する契約もオファーされていたが、最終的には1年落ちのバイクになることも飲み込んで、VR46に残留することを決めている。
ベッツェッキはその決断について、VR46のチームスタッフとの関係性がパフォーマンスを発揮するためにとても重要だったからだという理由を明かしている。ロッシも常にチームに帯同しているわけではないものの、VR46アカデミー生とは継続的に関わり、その発展を支援している。
motorsport.comの独占インタビューに応えたベッツェッキは、VR46におけるプレッシャーについて聞くと、むしろロッシからのサポートが“特権的”なものなのだと答えた。
「(プレッシャーは)まあこんなもんだよ。それ自体はどんなスポーツでも普通にあることだからね」
「高いレベルに到達すると、パフォーマンスを発揮してプレッシャーに対処しなくちゃいけない。遅かれ早かれプレッシャーが襲ってくることは分かっていることだ」
「だから普通のことだよ。でも知ってのとおり、僕は幸運だ。Moto2クラスから既にヴァレのチームで走っているんだからね」
「プレッシャーというよりも、もっと特権的なことだと思う。彼とは何年も一緒にやってきていて、何度も僕のことを助けてくれている」
「名ばかりのチームオーナーではないんだ。彼は速く走ってほしいと思っているけど、苦戦しているようならチームと一緒になっていの一番に助けに来てくれる人物なんだ」
「そして確かに、VR46はサテライトチームだ。これがMotoGPでは違いを生んでいる。ファクトリーチームに入ると、違った働き方や、レースやテストへのアプローチも様々なものが変わってくる」
「それも普通のことだ。仕事の一部だからね。ブランドを代表する存在になるんだ。そして今の僕は単にチームを表す存在だ……まあ“単にチーム”といっても(VR46)ブランドでもあるんだけどね」
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