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今季はサテライト勢も王座に挑戦か? テック3代表「多数がタイトルを争うことになる」

テック3・KTMのエルベ・ポンシャラル代表は現在享受しているファクトリーからのサポートを考えると、MotoGPの2021年シーズンにおいてサテライトチームがタイトルを勝ち取ることも可能だと主張した。

Bikes of Danilo Petrucci, Red Bull KTM Tech 3 and Iker Lecuona, Red Bull KTM Tech 3

写真:: KTM Images

 2月12日に2021年シーズンに向けた発表会を行なった、KTMとそのサテライトチームであるテック3。2020年シーズンに戦闘力を大きく上昇させたKTM勢だが、テック3のエルベ・ポンシャラル代表はサテライトチームであっても今季のタイトルに挑める状況にあると考えている。

 昨シーズンのMotoGPクラスは開幕戦カタールGPでのレースが中止となり全14戦で開催されると、サテライトチームが非常に大きな存在感を示した。実に全14戦中8戦でサテライトチームが優勝という結果を残したのだ。

 内訳としてはペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロ(今季ヤマハ)とフランコ・モルビデリがそれぞれ3勝。さらにテック3のミゲル・オリベイラ(今季KTM)も2勝をマークしている。

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 なおクアルタラロとオリベイラは最新型のマシン供給を受けている。一方モルビデリに関してはAスペックと呼ばれる最新型ではなく前年型に改良が施されたマシンを使用しているが、最終的に彼はランキング2位を獲得する速さを見せた。

 近年のMotoGPにおいてはサテライトチームに対するファクトリースペックのマシン供給が増加しており、2021年シーズンに型落ちのマシンを走らせるのはエスポンソラマの2名と、モルビデリの計3名のみになる見込みだ。

 そうしたファクトリーからのサポートが厚いこともあり、今ではサテライトチームがタイトルに挑むことも可能だとポンシャラル代表は考えている。

 2021年にサテライトチームがタイトルに挑むことができるかと訊かれたポンシャラル代表は次のように答えた。

「正直に言ってイエスだ」

「大半のサテライトチームが(ファクトリーチームと)同等のマシンを手にしていて、サポートや開発スピードも同等だ」

「ファクトリーへの敬意はもちろんあるが、昨シーズンは我々サテライトがファクトリーチームよりも多く勝つ姿を目にすることができた」

「(クラッシュのあった)アンダルシアGPやオーストリアGPで起こったことを考えれば、我々はチャンピオンシップにおいてKTM最上位にもっと接近できた可能性があるんだ」

「ヤマハのことを思い出して欲しい。インディペンデント(サテライト)チームのSRTは2020年シーズンにヤマハファクトリーを明らかにリードしていたんだ」

「だから私としてはインディペンデントチームには理論上複数のレースを勝つ可能性があると思っているし、去年それを目にすることができた。チャンピオンシップを勝つこともできると間違いなく思っている」

「技術的なルールや、我々のライダーそしてサテライトチームでの運用を信じているメーカーのおかげで、我々インディペンデントチームがチャンピオンシップを勝つことが可能になっていると思う」

 昨年はオリベイラの活躍によって、チーム創設以来初となる最高峰クラスでの優勝を達成したテック3。彼らはファクトリーチームへ昇格するオリベイラの後任にダニーロ・ペトルッチを迎え、継続起用のイケル・レクオナと共に新シーズンへ挑む。

 今季は優勝チームとしてレースに臨むテック3だが、ポンシャラル代表はレースへのアプローチはこれまでから変更することはないと語る。

「率直に言ってあまり大きくは変わらないだろう」

 ポンシャラル代表はレースウィナーとして挑む今季のアプローチについて訊かれると、そう答えた。

「2020年シーズンは全体として素晴らしいチャンピオンシップだったと思う。KTMにとっても、テック3にとってもだ」

「ただ我々はゼロからスタートする。グリッドは信じられないほど競争が激しい。誰がどのレースで勝ち、今季の世界チャンピオンになるかと言われたら、それはもう賢いヤツだろうね」

「今季の戦いも非常に開かれたモノになると思う。グリッドの大半のライダーがレースで勝つことが可能だし、かなりの人数がチャンピオンシップ争いに参加できるだろう」

 

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