MotoGP セパンテスト
【MotoGP新メカギャラリー】ヨーロッパ勢がF1系技術取り入れさらに開発競争が加速。2023年も注目のトピックスに?
MotoGPセパンテストでは各メーカーが積極的に新しいソリューションをマシンに投入。パドックで見られた最新マシンを写真でチェックしていこう。

Antón Quintiá
編集: 2023/02/13 10:15
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2月10日から3日間行なわれたMotoGPのセパン公式テストでは、各メーカーが新型マシンに様々なソリューションうを投入し積極的にテストしてきた。今回はそれら新型マシンを写真でチェックしていこう。
今年、多くのメーカーが投入してきたのは主にエアロダイナミクス関連の新ソリューションだ。ドゥカティが2010年代中盤から推し進めてきたこの分野は、今やMotoGPにおける一大開発領域となっている。
■ドゥカティ・デスモセディチGP23
























24
空力開発で先を行くドゥカティだが、今回のセパンテストではパドックで“グラウンドエフェクト・フェアリング”と呼ばれるヴェンチュリ効果の利用を狙ったタイプのカウルをテストしていた。
ただ、彼らは以前からそうだが、ライバルに全ての手札を見せることを好まないため、セパンテストでも全ての成果を公表しているわけではないようだ。
■アプリリア・RS-GP










10
アプリリアは空力開発ではいまやドゥカティを上回りつつある存在だ。元フェラーリF1のスポーティングディレクターだったマッシモ・リボラの加入以後、チームはF1のDNAを導入し始めた。
今回、シェイクダウンテストの段階でアプリリアはF1で見られたSダクト風のダクトを備えたアッパーカウルを試験するなど、新機軸を打ち出してきている。スクリーンの両脇、カストロールのロゴを分割するように、排出口ができているのに注目してほしい。
また、昨年から引き続きグラウンドエフェクト・フェアリングを試し、フロントウイングもダウンフォース増加版をテストしていた。
■KTM・RC16





















21
KTMもアプリリアのようにF1の開発力を利用し始めている。今回KTMが持ち込んだ新型カウルは、F1のチャンピオンチームであるレッドブルと協力して開発されたものになっている。
また、彼らは昨年苦しんだ予選パフォーマンス改善のためにも、シャシーに手を入れており、新品タイヤをより活かせるようになることを目指している。その他にもエキゾーストシステムが明らかに変更されているなど、変化は多岐にわたっている。
■ホンダ・RC213V



















19
復活を目指すホンダは今回、2023年型に3つの仕様を用意して臨んでいた。新型のカウルやKTM同様にエキゾーストシステムのラインが変更されている。なおホンダは今年からパートナーをSCプロジェクトからアクラポビッチに変更している。
カウルはより多くの開口部を持つものなどが用意されていたが、イタリア勢ほど過激なものではなく、従来のライン上にあると考えられる。トレンドのひとつであるテールカウルのウイングや、サイドカウルに取り付けられたダウンウォッシュを狙ったダクトなどは、他メーカー同様に試験されている。
■ヤマハ・YZR-M1













13
ヤマハはセパンテストに大量のテストパーツを持参。中でも懸案となっていたエンジンには力が注がれており、ファビオ・クアルタラロはその進歩を賞賛していた。
空力開発面ではヤマハはテールカウルのウイングに対して消極的なメーカーとなっており、開発はアッパーカウルとサイドカウルのウイングに力が入れられていた。
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