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モルビデリ、まさかの開幕戦18位。その原因はホールショットデバイスにあり?

MotoGP開幕戦カタールGPで18位に沈んだフランコ・モルビデリ。その原因はバイクに装備されているホールショットデバイスのトラブルだったようだ。

Franco Morbidelli, Petronas Yamaha SRT

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP2020年シーズンに3勝を収めランキング2位となったペトロナス・ヤマハSRTのフランコ・モルビデリ。彼は2021年シーズンもタイトル候補として期待がかかっていたが、開幕戦カタールGPでは18位に沈んでしまった。

 彼がこうまで沈んだ理由についての具体的な詳細をチーム側は明かしていない。しかしパドック関係者への取材によると、その原因はホールショットデバイスにあるという。

 ホールショットデバイスは2019年シーズンにドゥカティが本格導入してきた、スタートでのロスを少なくすることを目的とした装置。スターティンググリッドでデバイスを作用させると、マシンはリヤの車高を縮めよりトラクションをかけることができるようになる。現在では6メーカー全てが導入しており、フロントとリヤの両方に作用するものも登場し始めている。

 今回モルビデリが直面したトラブルは、スターティンググリッドで下げたリヤショックが元に戻らない、というものだった。そしてチームの技術者はその可能性に気がついていたようだが、可能な限り情報を収集するためにモルビデリを走行させた、という情報もある。

「グリッドで問題があったんだけど、兎に角スタートを切ることに決めた。チーム全体の仕事のためにも、何が起きているのかより理解するためにもね。調査を続けていく必要がある」

 モルビデリはそう語った。

 結果的にモルビデリは戻らないホールショットデバイスを抱えたままレースに挑むことを余儀なくされ、上位層と比較して1周あたり1〜2秒の差をつけられることになってしまった。

 2021年シーズン、モルビデリは昨シーズンから引き続きAスペックと呼ばれる2019年型YZR-M1をベースとしたマシンを使用。ヤマハからはアップデートが入ったことで問題点が改善したと語るなど、タイトル候補として期待のかかったシーズンだが、厳しい発進となってしまった。

 

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