ドゥカティはやる気が足りない? 御大ロッシ、弟子バニャイヤと同じくらい「努力」を要望
バレンティーノ・ロッシは苦戦するフランチェスコ・バニャイヤの現状に対し、ドゥカティがもっと全力で対応すべきだと述べた。
バレンティーノ・ロッシは、弟子のフランチェスコ・バニャイヤが苦戦している現状について、ドゥカティ側に改善に向けたさらなる努力を求めている。
バニャイヤはドゥカティでパフォーマンスを発揮してきたが、2025年シーズンからは苦戦が続いていて、安定してトップ争いに絡むことが難しい状態が続いている。
時折速さを見せることはあるが、なかなか決定的な改善を掴むことができていないのだ。そうしている間に、ドゥカティとバニャイヤの間には隙間風が吹き始めてしまった。
2027年に向けてバニャイヤがドゥカティに残留することはほぼ無いと考えられている。ドゥカティ側は既にマルク・マルケスの新チームメイトとしてペドロ・アコスタと契約したと言われている。
ロッシもバニャイヤがドゥカティに残留しないだろうことは認めている。しかし2026年シーズン中は、努力するバニャイヤのことをドゥカティもしっかりと支えてほしいと彼は訴えた。
「ペッコ(バニャイヤの愛称)は今年、とても良い姿勢で臨んでいる」と、ロッシはSky Italiaに語った。
「僕らはよく一緒にトレーニングをするけど、彼は本当に全力を尽くしているよ」
「ペッコはドゥカティでまた勝ちたいと心から望んでいるし、それは適切な心構えだと思う。ル・マンでのポールポジションという結果はその証拠だ。残念だけどスプリントと決勝の両方でスタートが上手くいかなかったけど、それがなければ勝っていたはずだ。実際、スプリントでは2位だった。決勝はブレーキの問題でクラッシュしてしまったけどね」
Francesco Bagnaia, Ducati Team
Photo by: Gold and Goose Photography / Getty Images
「シーズンはまだ長い。ペッコが来年ドゥカティといっしょにやる可能性は低いかもしれないけど、僕はドゥカティにもペッコと同じくらいに、トップ争い復帰のために全力を尽くしてほしい」
「昨年以降、彼らの間の雰囲気がかなり冷え込んでいるのは僕も感じる。でもペッコはベストを尽くしているし、ドゥカティの全員も同じようにしてくれることを願っている。再び勝てる可能性は間違いなくあるんだ」
一方、バニャイヤはこうした師匠の発言からは距離を置いている。彼はドゥカティも自分と同じように問題解決に取り組んでいると話した。
「ヴァレ(ロッシの愛称)が言ったことは、あくまで推測だよ」と、バニャイヤは言う。
「彼は僕が裏で何をしているかは見ている。でも、ドゥカティが本当に何をしているかは見えていないからね」
「みんなで懸命に取り組んでいる。でも、昨年は困難だらけのシーズンだったのは明らかで、今はバランスを取り戻すための作業を進めているんだ」
「僕たちはこのバイクで、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)のように基本的なセットアップをまだ見つけられていないから、簡単じゃないんだけどね。だからこそ、あらゆる方向性を試している」
「少しずつだけど前進している。歩みは遅いかもしれないけど、確実に進んでいるよ。いずれにしろ、僕はドゥカティが支えてくれているという感覚を感じている」
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