バレンティーノ・ロッシ、2021年のペトロナス・ヤマハSRT加入を正式発表
ヤマハはバレンティーノ・ロッシとの契約を更新し、2021年にロッシがペトロナス・ヤマハSRTから参戦することを発表した。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPに参戦するヤマハはバレンティーノ・ロッシとの契約を1年更新し、来季はロッシがペトロナス・ヤマハSRTから参戦することを発表した。
今年初め、ヤマハは2021年以降のファクトリーチームのライダーラインアップを発表。マーベリック・ビニャーレスと契約を更新し、さらにファビオ・クアルタラロを迎え入れることを明らかにした。
ロッシはこの時点で2020年をもってファクトリーチームを離れることが決定し、彼が現役続行を望む場合はファクトリーサポートを得た上で、サテライトチームからレースへ挑むことになるとされていた。
新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕が遅れる中、ロッシは現役続行の意思を固め、7月の段階で既にペトロナス・ヤマハSRTから継続参戦することは99%確実だと言われていた。
そしてカタルニアGP開催中の9月26日、ヤマハは2021年のロッシの契約を更新したことを発表。9回のタイトル獲得を誇るレジェンドライダーが、2021年もMotoGPを走ることが確定した。
今回の契約更新に際して、ロッシは次のようにコメントを寄せた。
「ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシングチームと共に、2021年も走り続けられることがとても嬉しい。この決定を下す前、僕は多くのことを考えた。なぜならこの挑戦はますます厳しいものになってきているからだ。MotoGPで頂点に立つためには、ハードワークを行ない、毎日トレーニングをし、“アスリートの生活”を送るために多くの努力をする必要がある。だけど、僕はそれが好きで、まだ走りたいと思っている」
「今年前半に選択をし、僕はヤマハと話し合い、彼らは同意してくれた。彼らは僕にファクトリーチームでのシートが無くとも、ファクトリーマシン、そしてファクトリーサポートを保証すると言ってくれた」
「ペトロナス・ヤマハSRTへ移籍できることをとてもうれしく思っている。彼らは若いチームだが、トップチームであることを既に示している。とても真剣で、よく組織されているんだ。今年僕はクルーチーフを変更したけど、ダビデ(ムニョス)にはとても満足している。それから僕らはまだ最高の状態には手が届いていないと思う。チームの雰囲気はとても気に入っていて、これが僕が続ける理由のひとつでもある」
「(VR46)アカデミーのライダーであるフランコ(モルビデリ)がチームメイトになるのも素晴らしいし、クールだと思う。僕らは協力し、グッドなことを実現できると思う」
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