アプリリアのビニャーレス、フリー走行とレースペースの差に疑問「理解できない。原因を解明しないと」
アプリリアのマーベリック・ビニャーレスは、フリー走行での速さを実際のレースでは発揮できていない理由を理解するのに苦しんでいる。
マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)はフリー走行で発揮しているペースの良さを、実際にレースで発揮できない状況に困惑しており、その原因を探っている。
アプリリアはビニャーレスが4月に行なわれたアメリカズGPで勝利して以来、表彰台を獲得できていない状況にある。
前半戦最後のレースだったドイツGPでは、初日にビニャーレスがコースレコードを更新する速さを見せたが、レースでは全く異なる様相を示し、ビニャーレスはコースオフを喫したこともあり12位でのフィニッシュに留まった。
またアプリリアのサテライトチームであるトラックハウスのラウル・フェルナンデスとミゲル・オリベイラも、予選でフロントロウを獲得するも決勝では順位を落とし、それぞれ10位と6位という結果だった。
ビニャーレスはレース後に、アプリリアのレースペース不足にガッカリしていることを隠さなかった。
「この数戦、僕らは望んでいるようなレベルに達せていない。金曜日には限界に到達できるんだけど、それを超えていくのがとても難しい。なぜなのかを、理解しなくちゃいけない」
ビニャーレスはそう語る。
「金曜日にはレースでも戦えるだろうという様子だったのが、レースでは10秒差がつくんだ」
「僕は問題もあって少なくとも12秒は遅れたけど、それがなくとも彼ら(トップ)と戦っているわけじゃなくて、6秒差はあった。これを理解するのは難しいよ」
「ミゲルのレースもだ。僕はミゲルにはこのレースで優勝を争うチャンスがあると見ていたし、朝(ウォームアップセッション)でもそう見えていた。でも、彼は10秒差でフィニッシュした。理解しようとしても難しいんだ」
Maverick Vinales, Aprilia Racing Team
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
ビニャーレスはアプリリアのRS-GPが抱える問題として、集団で走っているときに、単独時のようなペースを発揮できないことを指摘している。
「バイクの挙動が集団の中にいるとき時と、ひとりでいる時でとても違っている」
「レースウィークに異なる方法でアプローチする必要があるのか、僕には分からないけど、集団で走っているときのバイクをより理解していく必要があるのかもしれない」
またビニャーレスはマシンの挙動はラップ毎に異なっていると明かす。そして、ソフトウェアの問題が、バイクに自信を持つために必要な一貫性を欠いてしまっている理由なのかもしれないと語った。
「電子制御が少し変化しているんだけど、何故か分からない」
「タイヤはかなりコンスタントで、上手く機能していた。(土曜日に)少し問題はあったけど、それでもひとりで走っている分には1分21秒台のリズムでかなり競争力があったと思う」
「そうしたら、急にリヤが暴れ、ウイリーが激しくなったんだ。あるラップは大丈夫で、またあるラップはダメ……だからバイクがどうしてそんな挙動をしたのか、理解することが必要なんだ。何が起きるか、とても予測できないんだ」
「あるラップではこう動いて、そして次のラップは違う形になったり、ブレーキで攻めようとすると少し違った動きをするのは何故なのか、その理由を理解しなくちゃいけない。本当にそれが求められている」
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments