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ドゥカティを抑える術は無かった……ビニャーレス、“イタリアンパワー”に敗北

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ドゥカティを抑える術は無かった……ビニャーレス、“イタリアンパワー”に敗北
執筆:
2019/09/24 8:13

MotoGPアラゴンGPでは表彰台を逃してしまったマーベリック・ビニャーレスだが、彼はドゥカティ勢を抑えてポジションを守るだけのチャンスは無かったと話した。

 MotoGP第14戦アラゴンGPで、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスは序盤に2番手に浮上すると、終盤までその位置を走行した。

 しかしレース終盤、追い上げを見せたアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)にかわされてしまうと、ラストラップ直前にはジャック・ミラー(プラマック)にも追い抜かれてしまった。

「僕には直線でのドゥカティの速さに対抗するチャンスは無かった」

 そう語るビニャーレス。実際、ドヴィツィオーゾはバックストレートにおいて、ビニャーレスより8km/hも最高速が速い状況だった。

「ラストラップにジャックを僕の後ろに留めたとしても、彼は直線で僕をオーバーテイクできただろう。だからジャック、もしくはドヴィと争うチャンスは無かったんだ」

「常に自分のベストを尽くそうとしていたし、良いレースができたと思っている。去年のここでのレースは酷いもの(10位、トップから22秒差)だったけど、今年は接近できたしね」

「前にも言ったように、僕らは改善に取り組み続ける必要がある。重要なのは進むべき方向性を理解することだ」

 ヤマハはサンマリノGPから複数の新パーツ(エキゾースト、カーボン製スイングアーム)を持ち込んでおり、チームメイトのバレンティーノ・ロッシは既に実戦使用していた。しかしビニャーレスは、従来型の物を使用してレースに挑んでいた。

 そしてアラゴンGPではビニャーレスも新パーツを装着してフリー走行をこなしたが、結局従来型に戻してレースを戦った。

「新パーツを使えば、トップスピードを稼げることは確かだ。FP4ではトップスピードで5番手につけていたんだからね」

「だからそれで少しは得るところがあったけど、他に失っている場所もあったんだ。だからまだ新パーツがどう機能するか理解する必要がある」

 ヤマハのマシンの改善度合いについては、ロッシが昨年と比べてYZR-M1の加速は恥ずかしくないモノになっていると語っていた。

 しかしビニャーレスはヤマハに対して、ドゥカティやホンダとの比較で劣っている“パワー”を改善するように求めている。ビニャーレスは直線でライバルが0.3秒のギャップを手にしていると考えているのだ。

「ホンダとドゥカティは一歩前を行っているから、確実に僕らは改善する必要がある」

「彼らは常にパワー面で0.3秒の“自由時間”を手にしている。23周のレースでそれは重要だ」

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第14戦アラゴンGP
サブイベント Race
ドライバー マーベリック ビニャーレス 発売中
チーム Yamaha Factory Racing
執筆者 Lewis Duncan