登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本
速報ニュース

ビニャーレス、スティリアGPで新型ブレーキパーツを使用せず。「無責任」との批判も

マーベリック・ビニャーレスはMotoGPスティリアGPでブレーキトラブルによってクラッシュを喫したが、彼はブレンボの推奨する新型のパッドとキャリパーを使用していなかったことが分かった。

Maverick Vinales, Yamaha Factory Racing crash

Maverick Vinales, Yamaha Factory Racing crash

Gold and Goose / Motorsport Images

 レッドブルリンクで行なわれたMotoGP第6戦スティリアGP。その決勝レースではマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)がブレーキトラブルから時速200キロメートル以上の状態でマシンを飛び降りるというアクシデントが発生した。

Related videos:

 結果として彼のマシンはエアフェンスに高速で衝突。さらに炎上してしまい、レースは赤旗中断を余儀なくされた。

Read Also:

 レッドブルリンクでの連戦だが、このコースは車速が速く、ハードブレーキングの要求されるレイアウトとなっている。そのためブレーキには大きな負荷がかかり、前戦オーストリアGPの時点で多くのライダーがブレーキの過熱に苦しんでいた。

 ブレーキを供給するブレンボはそうした問題を受けてスティリアGPには新型のパーツを持ち込んでいた。そして全チームに対し前戦のような問題を避けるために新型パーツの使用を推奨していた。

 中でもヤマハはオーストリアGPでブレーキの問題にひどく悩まされた。ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)はコースアウトし20位に終わるなど不振を極め、他のライダーも週末を通じてブレーキの問題を抱えていた。

 スティリアGPではブレンボの新パーツをバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、クアルタラロ、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)の3名が使用したが、新型を使用した3名についても問題は残っていたという。

 そして件のクラッシュを喫したビニャーレスは、ブレンボの推奨には従わず、新型パーツを使用していなかったことが分かっている。

 なおブレンボの送信したEメールには、このアドバイスを無視した場合、ライダーやメーカーがどのような問題に遭遇したとしても責任は負わないと明確にされていた。

 今回のビニャーレスのクラッシュには、ブレーキに問題があることを分かっていながらリタイアしなかった点で、他のライダーから批判の声も聞かれている。

 ブレンボの新型を使用しなかったライダーとして、スズキのジョアン・ミルがいる。ただ彼はレースを通じてブレーキに問題はなかったと語り、リタイアを選ばなかったビニャーレスを批判している。

「僕はその点で問題が無かったから、従来型のブレーキを使用していた。僕らとしてはそれのせいで苦しむことはないと分かっていたんだ」と、ミルは語った。

「でも彼は週末を通じてブレーキに問題を抱えていたにもかかわらず、小さなブレーキパッドでレースに出ることを決めた」

「僕はマーベリックが4周目から問題を抱えていたと聞いた。つまり他のライダーを危険にさらしているんだ。とても無責任だよ」

 

Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 「世界でいちばん幸せな男だ!」テック3のポンシャラル監督、最高峰クラス初優勝に歓喜
次の記事 なんでピットに戻らない? アレックス・リンス、ビニャーレスの行動を疑問視

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本