”キャリア最悪”のシーズン終えたビニャーレス「今は家に帰って落ち着く時」
ヤマハのマーベリック・ビニャーレスは、2020年はMotoGPキャリアの中で "最悪のシーズン "だったと語った。
Maverick Vinales, Yamaha Factory Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
2020年のMotoGPをランキング6位で終えたヤマハのマーベリック・ビニャーレスは、今季がキャリアの中で最悪のシーズンだったと振り返った。
ビニャーレスは、7月にヘレスで行なわれたスペインGP、アンダルシアGPで2戦連続2位表彰台を獲得し、良い形でシーズンをスタートさせた。しかしその後は、第8戦エミリア・ロマーニャGPでシーズン初優勝した以外、上位に食い込むことはできずじまい。結局、表彰台獲得回数を3回から伸ばせず、シーズンを終えたのだ。
ビニャーレスは、ヤマハの2020年仕様YZR-M1に批判的であり、最終戦ポルトガルGPの予選を8番手で終えた後、「このバイクで勝利を目指すのは不可能だ」とコメントしている。
11位までポジションを落とし、今季最終戦を終えたビニャーレス。彼は今シーズンについて、キャリア最悪の1年だったと語った。
「現実に対してポジティブでいようとしているけれど、完全に大惨事だったし、僕のキャリアの中で最悪のシーズンだった」
「信じられないけど、とにかく今は家に帰って落ち着く時だ。それを心配しなければならないのは他の人たちだよ」
ビニャーレスは、予選の結果がもっと良く中団争いに呑み込まれなければ、もっと良い結果が出せたはずだと話した。
「もしポールか2番手からスタートしていたら、全く違うレースになっていたと思う。ひとりなら、1分40秒1~2くらいで走れるんだ。それはジャック(ミラー/今回2位)やフランキー(モルビデリ/今回3位)と同じようなリズムでだ」
「問題は、中団争いに巻き込まれてしまうと、ストレートで追い抜かれてしまうことだ。そうすると激しくブレーキングしなくてはいけなくて、フロントタイヤが終わってしまうんだ」
「僕たちはいつも、トップでスタートしてプッシュしなくてはいけない。もしそれが出来なければ、トラブルに陥ってどんどん順位を下げてしまう」
「率直に僕が言いたいのは、この4~5戦は僕たちにとっては全く大惨事だったということ。(来季は)どうなるだろうね」
「今のところ、僕たちのポテンシャルはトップ10に入れるかどうかというところだ。そう考えると、かなりフィーリングも変わってくるよ」
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