ビニャーレス、アプリリアで順調MotoGPライフ。“ヤマハ時代”よりも良いフィーリング?
マーベリックはアプリリアでの適応を進めつつあるが、昨年のヤマハ時代と比較しても”間違いなく優れている”と自信を持てている様子だ。
Maverick Vinales, Aprilia Racing
MotoGP
MotoGPに現在アプリリアから参戦しているマーベリック・ビニャーレス。彼は昨年急きょヤマハから移籍しているが、既に昨年のヤマハ時代よりも良いフィーリングを持てているようだ。
ビニャーレスは2021年シーズンの後半戦からアプリリアに加入。これまでに9レースを戦ってきた。
現時点で、アプリリアでのベストリザルトは今シーズンのアルゼンチンGPで記録した7位。ランキングでは19ポイントを獲得して14番手につけている状態だ。
ただアプリリアは競争力を増してきており、アルゼンチンGPでは僚友のアレイシ・エスパルガロが初優勝を達成。ビニャーレスにも期待が寄せられている。
ビニャーレス本人は今年まだ好結果は出せていないものの、アプリリアで先頭を争う日は近いと考えており、昨シーズンのヤマハ時代と比べても良いフィーリングを感じられていると話した。
「ああ、間違いなく僕はより良くなっていると思う。ずっと良い感じだよ」
現在の調子が、ヤマハ時代に優勝や表彰台を獲得していた頃よりも良いのではないかと訊くと、彼はそう答えた。
Maverick Vinales, Aprilia Racing Team
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
「予想よりも速く適応しているんだ。常に結果を注視しているわけではないけど、フィーリングやラップタイムはチェックしている」
「全てをまとめ上げられる週末もいずれ来るだろう。それは明らかだ。あとは時間の問題であって、時々バイクと格闘することがあるから、それをもう少し良く乗りこなせるかどうか、といった問題なんだ」
「直近のレースではバイクとかなり格闘していて、もう少しプッシュするのも難しかった」
「常にトップを争えるようになるには、あと一步の位置にあるんだ」
「だけどそういうのは、バイクを全てまとめ上げた時に実現するモノだ。だから僕らはマシンに乗って、プレッシャー感じずに適応していくしかない。なぜなら結局のところ、僕らは今年このバイクを開発して、快適に感じられるようにすることが必要なんだ」
「僕たちがすべき仕事を続けていけば、先頭で争えるようになるだろう。それは自明のことだ。そして先頭で争う時には、週末を通じてそのポジションに並びたいね」
2016年以来、ビニャーレスが開幕4レースで1度も表彰台を獲得していないのは初めてのことだ。しかしそれでも、ビニャーレスはMotoGPで今のアプリリアよりも良い気分になったことはないと、全く気にする素振りは見せなかった。
「正直に言って、僕は今のようなフィーリングは感じたことがない。まだ(アプリリアでは)9レースしたに過ぎないけど、全てがとても速いスピードで進んでいるように感じる」
「だから僕らに必要なのは忍耐だけだ。道を見失ってはいけない。凄く上手く取り組めていると思うんだ」
「インドネシア戦のウォームアップのあと、バイクに良いフィーリングを感じられたんだ。そしてそのフィーリングをキープしてきた」
「つまり、ベースセットアップの面で大きな進歩があったということだ。今は新しいパーツを試したり、比較して良いか悪いかを確かめたりしている。それだけだ。僕らは凄く接近している」
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