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「ノーチャンスだった……」ビニャーレス、グリップ引き出せず苦戦。ランク3位には満足

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「ノーチャンスだった……」ビニャーレス、グリップ引き出せず苦戦。ランク3位には満足
執筆:
2019/11/20 1:27

ヤマハファクトリーチームは最終戦バレンシアGPでビニャーレスが6位、ロッシが8位と目立たない結果となったが、タイヤを機能させることに苦しんでいたようだ。

 2019年のMotoGP最終戦バレンシアGPを、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスはフリー走行で力強いロングランのペースを示しており、決勝では今季3勝目をかけてマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)と争うことを期待されていた。

 しかし決勝レースでは、ビニャーレスは6位でフィニッシュ。優勝したマルケスからは8.8秒遅れという状態だった。ただアレックス・リンス(スズキ)も5位だったため、ビニャーレスがランキング3位を守り切るには十分な位置ではあった。

「バイクに良いフィーリングを持てていなかったんだ」と、ビニャーレスはレースでの苦戦を語った。

「リヤタイアにかなり苦しんでいて、プラクティスと同じようなグリップを引き出せなかった」

「それでレースを通じて速く走るチャンスは一度もなくて、。レースはできる限りコントロールしてベストな走りをしようと、そしてリンスの後ろにつこうとしていた。それがターゲットだったんだ」

「(ランキング3位は)多くの意味がある。ヤマハ勢で最上位だし、(チャンピオンシップ)トップ3に入ることはいつだって重要なことだ」

「5回のリタイアや多くの残念なレースがあったのにトップ3を達成できたのは、素晴らしいことだ。僕にとっては贈り物のようなものだったよ」

 チームメイトのバレンティーノ・ロッシも同じく厳しいレースに耐え、トップから22.9秒差の8位でフィニッシュ。ランキングは7位となった。

 トラクションが少なく、タイヤが過度に消耗してしまうというヤマハの典型的な問題と戦ってきたロッシ。バレンシアGPの低温なコンディションに悩まされるのは、当然のことだと考えていたようだ。ただ、気温がさらに低かった決勝レース前のウォームアップで速く走れたことにより、混乱しているという。

「(決勝の)コンディションは2輪レースをする上ではかなり限界ギリギリだった。2日目よりも(コンディションが)悪かったんだ」

 トラックコンディションが問題を引き起こしたのかをロッシに訊くと、彼はそう答えた。

「僕らにとって他の疑問は、レースと同じタイヤ、同じバイクでFP4を20周連続で走っていた時は、より速さがあったということなんだ。勝てるペースがあるとは感じていなかったけど、それでも1分31秒台を快適に走れていた(※レース中盤以降32秒台だった)」

「だからとても困ってしまった。でもコンディション……気温はFP4の方が高かった。だからそれ(気温の下がったレースでFP4より苦戦する事)はふつうのコトとも言える」

「理解できていない点は、ウォームアップセッションで同じリヤタイヤを使っている時、気温はレースの時より5度低かったのに、その時の方が速かったということなんだ」

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シリーズ MotoGP
イベント 第19戦バレンシアGP
ドライバー マーベリック ビニャーレス 発売中
チーム Yamaha Factory Racing
執筆者 Lewis Duncan