ビニャーレス、タイヤ選択が鍵か。サンマリノGPでは「間違ったタイヤを選んだ」
マーベリック・ビニャーレスは、前戦サンマリノGPではアドバイスを受け入れたタイヤ選択が失敗だったと認め、エミリア・ロマーニャGPでは適切なタイヤを選んでいきたいと語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第8戦エミリア・ロマーニャGPの予選では、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスが前戦サンマリノGPから連続でポールポジションを獲得した。
前戦サンマリノGPはポールポジショスタートを活かすことができず6位に終わったビニャーレス。彼は前回唯一ハードタイヤを履いたライダーで、その選択はヤマハからのアドバイスに従ったものだったという。
ビニャーレスはその選択が結果的に最善のものではなかったと認め、エミリア・ロマーニャGPでは適切なタイヤを選択していきたいと語った。
「レースウィーク中ずっと作業をしてきて、タイヤ担当が僕にはハードがベストな選択だからそれを履こうと言っていたんだ」
「他のヤマハ勢はミディアムを履いていたし、上手く機能するとは思わなかったんだけど、彼らは僕のライディングスタイルではハードがベストなんだと言っていた」
「だけど結局、そうではなかった。適切なものではなかったんだ。僕らはポテンシャルは良いのに、タイヤ選択を間違えるというミスを、多くのレースでしてきた。だからそこにもっと注意しなくちゃいけない」
サンマリノGPでの選択を“間違い”だったと振り返るビニャーレスだが、彼はさらにこう付け加えた。
「チーム内にタイヤのデータを見ているスタッフがいるんだけど、先週はいい仕事ができたとは思わない。先週は良いレースウィークにできていたけど、タイヤ選択でミスをしてしまったと言わざるを得ない。だから、僕としては間違っていたものだったんだ」
「週末に行なった全ての作業が、間違ったタイヤを使ったことで無駄にしてしまった。僕らはそれにより注意を払い、常に適切なものを選べるよう、ミスのないようにするため、(クルーチーフの)エステバン(ガルシア)と懸命に作業に取り組んでいる」
エミリア・ロマーニャGPの予選では1分30秒077とレコードラップを更新したビニャーレス。この予選の好調具合と決勝でのペースの落差が彼の抱えている問題となっているが、今回はフロントタイヤ側及び燃料満載状態での走りに焦点を当てたことで、自信を感じているという。
「昨日(グランプリ初日)、僕は多くの問題を抱えていた。特にブレーキだ」
「それから高速コーナーでバイクが結構動いてしまっていたんだけど、今朝(FP3)良い一歩を踏み出せた。ロントタイヤに、そして特にフルタンクの時により自信を感じている」
「いい仕事ができたと思う。明日、これが上手く働いてくれるか見てみよう。今週、僕らは他のレースウィークとはかなり違った形で作業をした。普段ならもっと1周タイムに向けて準備をしているけど、今回は常にレースセットアップを考えてきたんだ」
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