マーベリック・ビニャーレス、KTM陣営移籍決定か? 実現すれば異なる4メーカーでのMotoGP参戦に

マーベリック・ビニャーレスは、MotoGPの2024年シーズン終了後にアプリリアを離れ、来年からKTM陣営に移籍するようだ。

Maverick Vinales, Aprilia Racing Team

 motorsport.comの調べでは、マーベリック・ビニャーレスはMotoGPの2024年シーズン限りでアプリリアを離れ、来季はKTM陣営に移籍するようだ。

 ビニャーレスは過去3シーズンにわたりアプリリアから参戦。これまで1勝をマークし、合計7回の表彰台を獲得してきたが、新たなチャプターを迎えることとなる。

 ビニャーレスが向かう新しい“ホーム”は、テック3とKTMの親会社であるピエラモビリティ・グループが共同運営するチームで、現在はGASGASとしてMotoGPに参戦している。

 テック3には、グレシーニのマルク・マルケスにドゥカティ・ファクトリーチームのシートを奪われた形となるエネア・バスティアニーニも移籍すると見られており、来季はビニャーレスとコンビを組むことになりそうだ。

 既に発表されている通り、KTMは来季のファクトリーライダーとしてブラッド・ビンダーに加え、ペドロ・アコスタを指名。今季GASGASから参戦するアコスタは、デビューからわずか6戦で昇格を掴み取った。

 一方、アプリリアは現在のファクトリーライダーをふたり一気に今年限りで失うことになる。ビニャーレスはKTM陣営に移ると考えられ、もうひとりのアレイシ・エスパルガロは今季限りでMotoGPから引退することが既に発表済みだ。

 またエスパルガロは引退後もアプリリアに残る意向はなく、motorsport.comの調べではテストライダーとしてホンダに移籍すると見られている。

 当初ビニャーレスは、2021年シーズン途中でヤマハと喧嘩別れした後に救いの手を差し伸べたアプリリアと契約を延長する可能性を探っていた。

 ただアプリリアは、ビニャーレスと契約交渉を行なう前に、エスパルガロが将来を決めることを待つのを好んだ。

 事態が一変したのは第7戦イタリアGPだった。ドゥカティが2025-26年のフランチェスコ・バニャイヤのチームメイトとしてマルケスを選んだ後、ドゥカティ・ファクトリーライダー候補のひとりであったプラマックのホルヘ・マルティンをアプリリアが多額の費用を投じて獲得したと発表したのだ。

 アプリリアの2台目のファクトリーマシンに誰が乗るのか現状では確定していないが、現在VR46から参戦するマルコ・ベッツェッキとファビオ・ディ・ジャンアントニオが最有力だと見られている。

Maverick Vinales, Aprilia Racing

Maverick Vinales, Aprilia Racing

写真: MotoGP

 1995年生まれのビニャーレスは、2011年に125ccクラスで世界選手権デビューを果たし、その2年後にはタイトルを獲得。軽量級クラスでの3年間で計12勝をマークした。

 ビニャーレスは、2014年にMoto2で4勝をマークしてランキング3位を獲得すると、2015年にスズキのファクトリーライダーとして最高峰クラスにステップアップした。

 2016年にスズキでMotoGP初優勝を飾った後、ビニャーレスはホルヘ・ロレンソの後任として、またバレンティーノ・ロッシのチームメイトとしてヤマハへ移籍した。

 ビニャーレスは2017年にカタールとアルゼンチンの開幕2戦で勝利を挙げると、第5戦フランスGPでも優勝を飾った。2018年から2021年にかけてはさらに5勝を挙げたが、タイトル争いに加わるには十分ではなかった。

 ただビニャーレスは、2021年にヤマハとの関係悪化の末、契約解除。一時的な戦線離脱となったが、シーズン途中からアプリリアでMotoGPに復帰した。

 2025年、最高峰クラスで11年目のシーズンを迎えるビニャーレスは、4つ目の異なるメーカーで戦うことになる。

 

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