エスパルガロ兄、MotoGP絶好調で自転車に乗る機会も減少「自分の仕事から逃げる必要がなくなった!」
アレイシ・エスパルガロは2022年に自転車へ乗る時間が減った理由は、以前のように「仕事から逃げる必要が無かった」ためだと語った。
MotoGP2022年シーズン、アプリリアと共に躍進したアレイシ・エスパルガロはこの1年間で自転車に乗る回数が減ったのは、本業が順調だったからだと振り返っている。
エスパルガロのファンならよく知るところだが、彼は非常に熱心なサイクリストであり、度々SNSへ自転車トレーニングの様子を投稿してきた。その情熱は、MotoGPを引退したら自転車レーサーになる可能性も考えているというほどだ。
彼は自転車について、MotoGPでの出来事を切り離すための手段として利用してきた。しかし2022年について言えば、非常に強力なシーズンを過ごしていたこともあり、自転車の必要性をあまり感じていなかったという。
今シーズン、エスパルガロはアルゼンチンGPでキャリア初優勝を達成すると、表彰台を連続で獲得。シーズン終盤戦までタイトル候補の一角として戦いを繰り広げていたのだ。
2023年シーズンに向けてタイトルコンテンダーとして期待されていることから、よりプレッシャーが掛かっているのではないかと尋ねられたエスパルガロは、次のように答えている。
「2023年にそうなる(タイトル候補の一角とみなされる)のは、楽にあり得ると思う」
「高いモチベーション、高い期待が集まっている……僕は今年それができると示したんだ。だから色々と簡単になってくる。レースにもより幸せな気持ちで挑めるし、色々なコトの雰囲気も違ってくるんだ」
Aleix Espargaro, Aprilia Racing Team
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
「今年は自転車に乗る回数すら減っているんだ。その理由は、MotoGPでとてもハッピーで、自分の仕事から逃げる必要が無いからなんだと思う」
「だから本当にリラックスしているし、来年についても今年と同じ、もしくはもっと良くなれると信じている。今年、僕らはたくさんのことを学んだんだ」
なおエスパルガロとアプリリアは、シーズン終盤にかけてライバルよりも苦戦していた。その点で彼はチームへの批判も口にしていたが、「批判的すぎた」と今では認めており、1年を通じての評価は10点満点で10点だと語った。
「僕は本当に競争力があり速かった。結果を出せば出すほど、さらに欲しくなるものなんだ」と、エスパルガロは言う。
「ハッピーで、リラックスしているというのとは正反対なんだ。もっと良い結果をとなれば、もっとプッシュしてもそれでも十分じゃなくなる」
「僕は終盤戦ではチームに対して批判的すぎたかもしれないね。でもあの瞬間の自分が感じていたことだったんだ。外部に話したのは間違いだったかもだし、チーム内で話し合ったほうが良かったかもしれない。でも、僕はそう思っていたんだ」
「それでも僕らのシーズンは素晴らしいものだったよ。去年(2021年)はイギリスでの表彰台をまるで勝ったかのように喜んだ。そして今年は、レースに勝ち、6回表彰台を獲得し、ポールポジションもゲットして最後までタイトル候補として争った。シーズンの採点は10点満点で10点だよ!」
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