アコスタ、マルケスとの4番手バトルに学び多数「タイヤ管理やレース戦略を把握しようとしていた」
ペドロ・アコスタはMotoGPイタリアGPでマルク・マルケスの真後ろを走ったことが、貴重な経験になったという。
KTMのペドロ・アコスタはMotoGPイタリアGP決勝の半分以上でマルク・マルケス(ドゥカティ)とバトルしたが、それが貴重な経験になったと感じている。
アコスタはイタリアGPの序盤から、4番手を長く争った。相手として立ちふさがったのは、今回が復帰戦だったマルケス。しかしマルケスは負傷しているにもかかわらず、9度の世界チャンピオンらしく様々なテクニックを駆使してディフェンスし続けた。
最終的にアコスタは4番手を争った他のライバルである小椋藍(トラックハウス)とファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)に追い抜きを許し6位フィニッシュになったが、マルケス相手のバトルに得るものがあった様子だ。
「マルクの後ろで長く走っていたけど、彼のタイヤマネジメントやレース戦略がどんなものかを把握できないかと考えていたんだ」
アコスタはレースをそう振り返った。
「昨年の僕はタイヤでかなり苦戦していた。彼の後ろを走ることで少し落ち着くことができたよ。今回のようなバトルはファンをレースに引き込むためには必要なものだ。それに、彼のライン取りも理解したかった」
「僕はハードブレーキングが強みだけど、マルクはドゥカティに乗るようになって、よりスムーズで落ち着いたライディングになっていると思う。今回のように、残り3周になっても彼がまだ上位争いに残っていたのはその例のひとつだと思う」
マルケスは、負傷明けでまだ体調が万全ではないという自身の身体的な制約を考えれば上出来の仕事だったと振り返った。そして同時に、バトルに関してはアコスタのKTMより優れたマシンがあったことも指摘している。
Hungary, 2025
Photo by: Qian Jun / MB Media via Getty Images
「確かにアコスタと戦っていた。でも僕は彼より良いバイクで戦っていたんだ。何とか戦おうとした。最終的にはその戦いに負けることは分かっていたけれど、『やられるにしても高く売ってやろう』と思ったんだ」
「素晴らしいバトルだった。そして僕にとって最も重要なのは、この週末を走り切れたこと。そして、バイクに乗って行なうリハビリの出発点としては悪くなかったことだ」
なお2027年にはアコスタがドゥカティに加入し、マルケスのチームメイトになると見られている。マルケスは、アコスタが良いバイクを手に入れればタイトル争いをするだろうという見方を示した。
「彼は素晴らしいライダーだ。そしてもっと良いバイクを手に入れれば、間違いなく世界選手権争いに加わるだろう」
Additional reporting by Oriol Puigdemont
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