侍ペドロサ、2022年のMotoGP参戦はある? 「今のところ話し合っていない」と本人談
KTMでテストライダーを務めているダニ・ペドロサだが、2022年のワイルドカード参戦の有無については、現時点で話し合いを行なっていないという。
写真:: FFF Racing Team
2018年限りでMotoGPを引退したダニ・ペドロサ。彼はその後KTMのテストライダーとなり、マシン開発に貢献してきた。ファンからはワイルドカード参戦も期待されているが、2022年に関してはまだKTMと話し合いを行なっていないという。
ペドロサはテストライダー就任以降、度々ワイルドカード参戦によるグランプリ復帰の可能性が取り沙汰されてきた。ただ彼はしばらくの間ワイルドカード参戦することがなく、2021年のスティリアGPでようやくワイルドカード参戦が現実のものとなった。
そのスティリアGPではマシンが炎上するクラッシュも経験しつつ、10位でフィニッシュ。それ以降彼はワイルドカード参戦していない。
今年、ペドロサは再びグランプリを走ることはあるのか? そうペドロサに尋ねると、彼は「分からない。今のところ、僕らはその件について話していないんだ」と答えるにとどめた。
なおKTMは今シーズン、開幕2戦を終え好調な様子だ。開幕戦ではブラッド・ビンダーが2位、第2戦インドネシアGPではミゲル・オリベイラが優勝を記録した。ペドロサも、チームが最初から順調なことは重要だと語った。
「嬉しいよ。僕らはとても上手く進んでいるようだからね。でももうちょっと待つ必要がある。チャンピオンシップは常にバランスを見つけるのに3~4レースを必要とするんだ」
「他のトップチームが失敗していて、バイクのフィーリングを掴めていない可能性もある。でも、重要なのは開幕から僕らのバイクがすでに上手くいっているということだ」
なおペドロサはテストライダーとして、新型RC16は昨年型から大きく変わっているわけではないと語っている。
「マシン開発で僕らがやっている機密について話すわけにはいかないよ」と、ペドロサは笑いながら語った。
「でも今年のバイクが、昨年のものとかなり似ているのは本当だ。ライダーからのフィードバックに焦点をあてて、オーストリアでのレース経験も入れ込んだ。あそこではちょっと難しい所があったからね」
「改善方法を見つけるのに少し時間はかかったけど、今は全てが良くなっている。今後のレースでバイクの安定性も確認できるだろう」
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