モンスターエナジー、ヤマハとのMotoGPチームタイトルスポンサー契約を延長

　MotoGPに参戦するヤマハは、第9戦カタルニアGPでモンスターエナジーとのタイトルスポンサー延長を発表。今後、複数年間にわたって同企業がチームのスポンサーを続けることになった。

　エナジードリンク企業はレッドブルを始め、多くのチームや選手を支援している。モンスターエナジーも2013年からヤマハのオフィシャルスポンサーを務めており、2019年にはタイトルスポンサーへその立場を変えた。

　今回、モンスターエナジーとヤマハは複数年契約でタイトルスポンサーの関係を延長。今後数年にわたり、YZR-M1には彼らのアイコンである3本爪のロゴが掲げられることになる。

　2021年にはファビオ・クアルタラロがタイトルを獲得したヤマハ。今シーズンは8レースを終えた段階で、クアルタラロがランキング首位となっている。

　またクアルタラロは、このスポンサー契約延長と時を同じくして2年間の契約延長が発表。若き王者が2024年までヤマハに留まることが決まっている。

　今回の契約延長にあたり、モンスターエナジーの会長兼、共同CEOを務めるロドニー・サックスは次のようにコメントを寄せた。

「モンスターエナジーとヤマハは、このモーターサイクルレースの頂点で共に歩んできた長い歴史がある。その間に、我々はレーストラックの内外で、パートナーシップの成功を収めてきた」

「昨年、ファビオがモンスターエナジー・ヤマハ・YZR-M1を駆り、MotoGP世界選手権を勝利する姿を見られたことは、我々が共に過ごしてきた期間のハイライトのひとつだ。今後、ヤマハと共にさらに数年間MotoGPを戦っていくことを楽しみにしている」

「バルセロナで我々のタイトルスポンサーの延長を知らせることができ、嬉しく思う。フランコ（モルビデリ）、ファビオそしてチーム全体が今週末、そして残るシーズンで成功を収めることを祈っている」