MotoGP Valencia Official Testing

ヤマハMotoGP、バルセロナテストで投入フロントウイングには大きな変化。2025年に向け良い叩き台に?

MotoGPで苦戦中のヤマハは、優勝争いに復帰するためにエアロダイナミクスの開発に積極的に取り組んでいる。先日バルセロナで行なわれたポストシーズンテストでは、フロントエンドの空力に大きな変化が見られた。

Franco Nugnes

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公開日時: 2024/11/26 7:51

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Fabio Quartararo, Yamaha MotoGP Team, bike

Fabio Quartararo, Yamaha MotoGP Team, bike

写真:: Lorenza Dadderio

 2024年シーズンのMotoGPマニュファクチャラーズランキングを5メーカー中4位で終えたヤマハ。改善を目指した取り組みを続けているが、ポストシーズンテストではエアロダイナミクスに大きな違いが見られた。

 このテストでヤマハは、シャシー、エンジンそしてエアロダイナミクスにアップデートを投入したことが明らかにされているが、中でも最も印象的な変化は、フロントウイング周りのアップデートだろう。

 ヤマハが持ち込んだ新しいフロントウイングは、以前と同じような3枚構成だが、前面投影面積が増え、さらに前方に突き出す形へと変更。ダウンフォースをさらに増加させる方向へと変更されている。

 またフロントウイングの最下部のフラップはこれまで、エアインテークに接続されていなかったが、新型では新たに気流制御の役目も負うカーボンサポートがこの最下部のフラップまで延びる形へと変化した。

2024年型(左)とアップデートが施されたマシン(右)

2024年型(左)とアップデートが施されたマシン(右)

 バルセロナテストに参加したファクトリーチームのファビオ・クアルタラロは、最速だったアレックス・マルケス(グレシーニ)からは0.4秒差の2番手タイムを記録した。

 チームディレクターのマッシモ・メレガリは、ライダーから良いフィードバックを得られ、テストをポジティブに終えられたと語った。

「我々が主に評価していたのはシャシーとエアロダイナミクス、そしてわずかにアップデートされたエンジンの3つの項目だ。そしてこの3項目全てのアイテムで、ポジティブなフィードバックを得られた」

 メレガリはMotoGP.comにそう語った。

「しかし実際に何かを判断するよりも、我々としては(来年2月の)セパンテストまで待ちたいと思っている。ひとつのサーキットでテスト項目を完全に判断することはできないため、少なくとも2回は確認した方が良いからだ」

「この方向性で打ち出しているステップは、良いフィーリングだけではなく良い結果ももたらしている。これは非常に重要なことなんだ。過去に我々は何度もライダーのフィーリングに耳を傾けてきたが、今は結果とフィーリングが一致している」

「テストは我々の期待よりも上手くいったとも言える。私からしてみれば、長く厳しいシーズンを終えるにあたって良い形だ」

 2025年シーズンからヤマハは新たにプラマックをサテライトチームに迎え、2チーム4台体制での挑戦となる。2月に予定されているプレシーズンテストでは、ここから更にブラッシュアップされたマシンの投入が期待される。

 

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