ヤマハ、来季V4エンジンへの切り替えを正式決定。最終戦後の居残りテストで全ライダーがテストへ
ヤマハのV4エンジン搭載マシンへの切り替えにより、来シーズンはMotoGP参戦全メーカーがV4エンジンを使用することになった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPに参戦するヤマハは、2026年シーズンからV4エンジンを搭載したマシンで参戦することを発表した。
ヤマハは今季、ライバル4メーカーと足並みを揃えるべく、既存の直列4気筒エンジンによるプログラムと並行してV4エンジンを搭載したM1の開発を進めてきた。新型バイクは数ヵ月にわたる非公開テストを経て9月のミサノで初めて一般公開され、テストライダーのアウグスト・フェルナンデスがワイルドカードとしてサンマリノGPに参戦した。
フェルナンデスはその後もマレーシアでV4仕様のM1を走らせ、今週末の最終戦バレンシアGPでも改良されたフレームを搭載したV4マシンで参戦している。
新型バイクの初期の評価は賛否両論で、特にエースのファビオ・クアルタラロはスピードとポテンシャルの両面でまだ納得していない。しかしヤマハは2026年からV4エンジンへ完全移行することを正式に決定した。
バレンシアGP決勝日の午後に発表された声明で、ヤマハはバレンシアが伝統的な直列4気筒レイアウトのエンジンを使用する最後のレースになると明かした。
声明では次のように述べられている。
「ヤマハ発動機株式会社は、2026年MotoGPシーズンよりYZR-M1にV4エンジンを搭載することを発表します」
「この決定は、ヤマハが以前から表明していた移行方針と一致しており、エンジン開発戦略の継続性と透明性を示すものです」
ヤマハはV4エンジンへの移行により「加速性能の向上、ブレーキング時のハンドリング改善、最新のタイヤおよび空力要件への適応力向上」が期待できるとしている。
また、11月18日(火)にバレンシアで行なわれるテストでは、ファクトリーチームのクアルタラロとアレックス・リンス、プラマックのジャック・ミラー、そして来季からミラーのチームメイトとしてMotoGPデビューを果たすスーパーバイク世界選手権王者、トプラク・ラズガットリオグルを含めたファクトリーライダー4名全員がV4仕様のM1を走らせることも明らかとなった。
ヤマハは2021年にクアルタラロがチャンピオンに輝いたが、ここ数年は苦戦が続いてきた。ただ来季はV4エンジンの搭載に伴い、M1は全面的に再設計された。なお、来季の新型1000cc V4エンジンがMotoGPで使用されるのは1シーズンのみで、2027年からは排気量が850ccへ縮小される新レギュレーションが適用される。
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