早く乗りたい! ハミルトン、愛機交換企画でヤマハが制止するほどのやる気見せる

昨年のF1王者であるルイス・ハミルトンはヤマハのMotoGPマシンに乗る機会を得たが、ヤマハのスタッフは早朝から出走をはやるハミルトンを説得しなければならなかったと、その舞台裏を明かした。

早く乗りたい! ハミルトン、愛機交換企画でヤマハが制止するほどのやる気見せる

 2019年12月、カタルニア・サーキットでF1王者のルイス・ハミルトンと、MotoGPのバレンティーノ・ロッシがお互いのマシンを交換するイベントが行なわれた。

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 ハミルトンはバイク好きとして知られており、ヤマハとメルセデスの共通のスポンサーであるモンスターエナジーの後押しによって実現したこのイベントで、初めてMotoGPマシンに乗る機会を得た。

 ヤマハのチームマネージャーであるマッシモ・メレガリは、motorsport.comの取材に応えると、当時のハミルトンがどれほど熱心にコースへ出たがっていたかを明かした。

「あれは良い日だったよ」と、メレガリはスワップイベントを回顧。そして次のように続けた。

「彼らは単なるプロモーションの機会だと思っていたが、そのようなものではなかった。ヴァレはメルセデスのステアリングを握って、良いプラクティスをするための立場に置かれていた」

「ハミルトンはサーキットにとても早くに現れていて、我々は彼を止めなくちゃならなかったんだ。午前9時に彼はバイクに乗りたがっていたけど、寒すぎたからね」

「その後、全てのプログラムを変更する必要があった。ヴァレの到着が少し遅れていたんだが、彼らはルイスをできるだけ早くトラックへ送り出したがっていたからだ。しかし我々は12月のバレンシアでは、午前11時に走るのは不可能だと彼に伝えなければならなかった」

「2時間ほどを失ったため、彼はできるだけ多く走ろうと試みていた」

 熱心なバイクファンで、MotoGPのファンでもあるハミルトン。彼はバイクでのサーキット走行の経験は、多くない。この機会より以前では2019年のはじめにヘレスでYZF-R1をスーパーバイク世界選手権のアレックス・ロウズ、マイケル・ファン・デル・マークと走らせた程度だ。

 ハミルトンはYZR-M1での走行中に軽いクラッシュは経験したものの、そのパフォーマンスにはヤマハのマネージャー陣も感心させたという。

「彼はMotoGPマシンに乗る前に、バイクには8回しか乗っていなかった。だから私の考えでは、彼を傷つけるようなことはしなかった」

「バイクをベストコンディションにしようとしたのは明らかだ。ウェットのエンジンマップ、そして通常はレギュレーションで許可されていないタイヤを使用した」

「風が強く、気温も低かった。コンディションは理想的ではなかったが、彼を止めさせたのは、チェッカーフラッグを振った時だけだったよ」

 

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Photo by: Monster Energy

 

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