ロッシが駆る“最後の”ファクトリーチームのマシン……ヤマハ、2020年仕様YZR-M1を披露
ヤマハは2020年のチーム体制発表を行ない、YZR-M1の2020年型のマシンカラーリングを公開した。
MotoGPに参戦するヤマハは、2月7日からセパン・サーキットで行なわれるプレシーズンテストに先駆けてチーム体制の発表会を行ない、2020年のマシンカラーリングを公開した。
2020年のライダーラインアップは昨年と変わらずマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシのふたりだ。マシンカラーリングも昨年に引き続きモンスターエナジーのロゴを大きくあしらったものとなっており、顕著な変更は無かった。
今回の発表より前となる1月末に、ヤマハは2021年以降のライダーラインアップについて発表を行なっている。ビニャーレスと2年間の契約延長に合意。更に2019年にMotoGPデビューを果たし、類まれな速さを示したファビオ・クアルタラロと契約を結んだのだ。
そのためロッシは、2020年シーズンが始まる前にもかかわらず、今年限りでファクトリーチームからの離脱が決定している状況でレースを戦うことになった。彼は現役続行か引退かをレースでのパフォーマンスを通じて決定するとしており、もし現役続行を決意した場合にはペトロナス・ヤマハSRTへの移籍が選択肢となると見られている。
またヤマハは今年から、2019年限りで現役を引退したホルヘ・ロレンソをテストライダーとして起用。ロレンソは既にシェイクダウンテストで、ヤマハ・YZR-M1のライディングを行なっている。
過去数シーズンは苦戦が続いているヤマハ。2020年はタイトルに挑めるだけの競争力を示すことができるか、またロッシのファクトリーチームでの最後のシーズンということもあり、彼らのパフォーマンスにはいっそうの注目が集まりそうだ。
Be part of Motorsport community
Join the conversation記事をシェアもしくは保存
Top Comments
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。