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“感情を失いかけていた”ザルコ、3番グリッド獲得は『能力』の再証明と自信に?

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“感情を失いかけていた”ザルコ、3番グリッド獲得は『能力』の再証明と自信に?
執筆:
2019/08/04 3:32

チェコGP予選で3番グリッドを獲得したヨハン・ザルコ。彼はKTM移籍以後の低迷の中で“まだ能力がある”ことを感じさせてくれたと語った。

 今シーズンからKTMへ移籍したヨハン・ザルコは、結果を出せない辛い前半戦を過ごしてきた。だが、第10戦チェコGPではウエットコンディションの予選でQ1をトップ通過すると、乾きつつあるトラックでのアタックをまとめ上げ、3番手タイムを記録してみせた。

 ただ決勝日はドライコンディションが予想されているため、ザルコは残念ながら同様のパフォーマンスを見せることができるとは思っていないと語った。

 しかし予選3番手という結果は、ザルコに過去2年間テック3ヤマハに所属していた頃の自分と“同じ人物”だと感じさせてくれたようだ。

「たとえドライコンディションになりそうでも、(3番手は)明日に向けてモチベーションを高めてくれる。少なくともできるだけ長く先頭を戦おうというふうにね」

「本当に難しい瞬間だったけど、こうした結果は心持ちを良くさせてくれる。それが僕らに可能なことかは分からないけど、少なくとも僕はまだ“能力”のある男だと感じさせてくれるよ」

 ザルコはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とジャック・ミラー(プラマック)がスリックタイヤでアタックするまで、大半をタイムシートのトップにつけていた。

 ザルコは対照的にレインタイヤでの走行を続けたが、タイムの改善とはならなかった。それはトラックがその時点で乾きすぎていたからだと彼は推測している。

「午後、幸運だったのは(路面が)乾きつつあったことだ。僕はMoto2時代から、そういうコンディションでのマネジメントが上手くできていた。そして今回こういった機会を得られたんだ」と、ザルコは予選後の会見で語った。

「ピットに入ったとき、スリックは用意されていたけど僕はスリックでは無理だと感じていた。まだウエットパッチが多すぎたように感じたから、僕はレインタイヤをもう一度選んだ。だけど多分、(レインタイヤには)少し乾きすぎていたね」

「でもとにかく、3番手というのは後半戦のスタートには良いものだ。みんなに多くの幸せをもたらしてくれるよ」

 ザルコはこのサマーブレイクについて、苦戦が続いているさなかの良いタイミングで迎えられたと語った。

「サマーブレイクは良い時に来てくれた。悪い結果もあって、先月は本当に落ち込んでいたからね」

「感情が希薄になりつつあった。(苦戦の)解決策を見つけられなくて、10年間の経験は役に立たないんじゃないかと考えてもいた。良い気分じゃなかったよ」

「経験がとにかく重要なことは理解している。ただ、悪い時期でもできる限りプロフェッショナルであろうとし、顔を上げようとする必要がある。全てが自分の失敗では無いからだ」

 そして、こうしたザルコの予選結果とそのパフォーマンスには、チームメイトのポル・エスパルガロも喜びを感じているようだ。

「素晴らしいよ」とエスパルガロは言う。

「正直、僕らはかなり明け透けに話すことができるから、彼の結果は嬉しい。彼は今年かなり苦戦していたからね」

「多くの人が(ザルコについて)悪評を語っていた。でも彼は時に自分が何者なのかを示していたが、みんなは数年前に彼が何を成し遂げていたかを忘れてしまっているんだ」

「チームとザルコは互いに混ざり合う必要がある。そしてそれをなし遂げた時、彼は速さを発揮するはずだ。彼は自分の才能、そしてバイクがそういった水準にあることを示したんだ」

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第10戦チェコGP
サブイベント Q2
ドライバー ヨハン ザルコ
チーム KTM
執筆者 David Gruz