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KTMの“非情な決定”にショック……ザルコ「心が引き裂かれたよう」

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KTMの“非情な決定”にショック……ザルコ「心が引き裂かれたよう」
執筆:
2019/09/20 3:01

KTM早期離脱を決定していたヨハン・ザルコ。彼はアラゴンGP以降のレースに出場しないことをチーム側に決定されてしまい、ショックを受けたという。

 ヨハン・ザルコは今季からKTMへ加入したが、マシンへの適応に苦しむ場面が続いていた。そして第11戦オーストリアGP後には2年契約を1年で打ち切り、2019年シーズン限りでKTMを離脱することになった。

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 ザルコは第13戦サンマリノGPの予選で8番手タイムを記録。決勝でも11位フィニッシュを果たし、今季の中でも自己ベストに近い結果を残してみせた。しかしその数日後、KTMは第14戦アラゴンGPから残る6戦において、ザルコの代わりにテストライダーであるミカ・カリオを出場させることを決定し、公表した。発表されたKTMのプレスリリースから考えると、ザルコの出場取り止めは開発の秘密を守るためだと思われる。

 この発表の後、最初にザルコがインタビューに答えた際に、彼はKTMの決定に“ショック”を受けたことを認めた。

「僕は火曜日(17日)に知ったんだ」

 KTMの決定をいつ知ったかについて、ザルコはアラゴンでそう語った。

「今はパドックにいるけど、レースまでここに留まるつもりはない。トレーニングするために家に早く戻るよ」

「10年間グランプリを走ってきたけど、今僕は『君は今シーズンを走り切ることはない』と言われたんだ。妙な感じだ。夏の間に来年はKTMと共に走らないと決めていたとしてもね」

「立ち直るチャンスを自分に与えようとしていたんだけど、彼らは行く手を断ち切ったんだ」

「シーズンを終えられないというのは妙だね。胃が抉らて、心が引き裂かれたようだ……これを飲み込むのは簡単じゃない」

「最初、少しショックを受けた。日が経つにつれて色んな事のように、それを受け入れて動き出せるようになったんだ」

 ザルコの来季の行き先は未だにはっきりとしていない。MotoGPクラスのシートは事実上埋まっており、Moto2クラスのトップチームのシートにも空きは無い。

 そのためザルコは、MotoGPでファクトリーチームのテストライダーとなることを望んでいることを既に表明している。そうすると考えられる選択肢は、テック3時代のチームメイトであるジョナス・フォルガーもテストライダーとして所属する、“ヤマハへの出戻り”となるだろう。

「多くの選択肢は無いだろう。だが僕はMotoGPクラスに留まることを優先したいと思っている。僕は今もMotoGPで速く走るための力を持っていて、それを使うべきなんだ」と、将来の計画についてザルコに訊くと彼はそう語り、さらに続けた。

「僕はMotoGPに留まるため、そしてトップを争うためにできる事をしたいと思っている。それを夢見ていて、今も追い続けているんだ」

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この記事について

シリーズ MotoGP
ドライバー ヨハン ザルコ
チーム レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
執筆者 Lewis Duncan