アルゼンチンではヘトヘトに……ザルコ「止まらず、曲がらず、スライドする」

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アルゼンチンではヘトヘトに……ザルコ「止まらず、曲がらず、スライドする」
執筆:
2019/04/04 8:01

ヨハン・ザルコはKTMのマシンに依然として苦戦を続けており、アルゼンチンGPでは“ヘトヘトになった”と話している。

 KTMのヨハン・ザルコはMotoGP第2戦アルゼンチンGPを開幕戦と同じ15位で終えた。最終的にポイント圏内となったものの、これはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)とフランコ・モルビデリ(SRTヤマハ)がクラッシュしたことの恩恵を受けた順位だ。

 その上、ザルコはチームメイトのポル・エスパルガロ(10位)から7.7秒も離され、さらにテック3・KTMのルーキー、ミゲル・オリベイラ(11位)にも遅れを取っている。

 スタートでピットレーンリミットモードを作動させてしまったホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)の影響を受け、ポジションを落としたザルコだが、彼はレース全体を通して“マシンと格闘していた”と説明している。

「スタートしてからずっと苦戦していた。ロレンソに何があったのか僕は分からなくて、彼の後ろでブレーキを掛ける必要があった。それで、後ろから2番目になってしまったんだ」

「レースが始まって8周まではフィーリングは良かった。だけど現時点ではマシンを上手くコントロールできないせいで、ライバルをオーバーテイクすることはできなかった」

「それから益々マシンに乗る事が難しくなっていった。かなりのエネルギーを費やしてしまった」

「自分のしたい事ができない時、こうしたレースを放っておくことはできない。僕はマシンと格闘することになったし、それで疲れ果ててしまった」

 ザルコは現時点でのバイクの問題点を詳しく説明している。彼曰く、その問題にはマシンのスライド、コーナリング、そしてブレーキングなどが含まれているという。

「それが僕がマシンに求めている動きの全てだ。過去に学んできたモノ全てが機能していないんだ」と、彼は説明する。

「マシンはスライドしてしまうか、曲がらないか、止まるのが難しいか……それか、全部が複雑に絡まり合っているんだ」

「だから、取り組むべきことはひとつだけじゃない。全体的なフィーリングの問題なんだ。でも、現時点でそれを掴むことができていない」

「僕はそれを受け入れる必要がある。レースで疲れ切ってしまったからとても難しいけれど、そこから学ぶ必要があるんだ」

 ザルコは、テック3・ヤマハ時代に成功を収めたスムーズなライディングスタイルを諦めたくはないと付け加えている。KTMがトップチームになった時に、そのスタイルが極めて重要なモノになると考えているからだ。

 チームメイトのエスパルガロのデータから学ぶ事を試すかどうかを尋ねると、彼はこう答えた。

「エスパルガロのデータを解析して、学ぶことはできる。確かに、僕とはかなり異なっている」

「僕は今、彼がマシンの上で何をしているのかが分かる。だけど僕はそれをコピーしたくはない」

「僕にとって、それ(エスパルガロのスタイル)はいずれ必要になるだろう大きなステップの鍵にはならないと思う。僕は自分のスムーズで、クリーンなライディングスタイルを維持したいと思っている。それから僕らが改善するところを見てみよう」

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第2戦アルゼンチンGP
サブイベント Race
ドライバー ヨハン ザルコ
チーム レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
執筆者 David Gruz
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