MotoGP アラゴンGP

大苦戦中のホンダでQ2直接進出の快挙! アラゴンGP初日終えたヨハン・ザルコ「実質勝利だ」

MotoGPアラゴンGPの初日にトップ10に食い込んで予選Q2直接進出を果たしたヨハン・ザルコは、この結果を「実質勝利」だと語った。

Johann Zarco, Team LCR Honda

 LCRホンダのヨハン・ザルコは、MotoGPアラゴンGPの初日に予選Q2直接進出を決定したことについて、勝利したようなものだと語っている。

 今シーズンからLCRへ移籍してきたザルコだが、近年の苦戦から抜け出せていないホンダのマシンではポイント獲得も厳しいレースがこれまで続いてきた。

 しかしアラゴンGPでは様子が異なっていた。ザルコは予選Q1とQ2の振り分けが行なわれる初日のプラクティスで、8番手タイム(1分46秒732)を記録したのだ。

 これによってザルコは予選Q2への直接進出が決定。ホンダとしても、今季始めてのQ2進出という快挙だった。他のホンダ勢は次点のジョアン・ミル(レプソル・ホンダ)がザルコから0.5秒以上の差を空けて17番手だったことを考えると、ザルコの走りが驚異的なものだったことが分かるだろう。

「すごく嬉しいよ」と、ザルコはセッション後に語った。

「僕がホンダに来て以来、Q2へ行くのはこれが初めてのことだし、ほとんど勝ったようなものだよ」

「これは大事なことだ。でも、祝いたくはない。まだ長い道のりがこの先にあるからね」

 なおザルコは競争力を見せられた理由のひとつとして、新しい舗装となったサーキットで、市販車によるトレーニングを行なっていた事を挙げている。

「この路面は結構妙なんだけど、僕はここで市販バイクを使ったトレーニングをすることができていたんだ。だから驚くべきことじゃないよ」

「レースの半分を過ぎてバイクを上手くコントロールできていたら、良い結果も出せるだろう」

「そして、こうして前進できたことで、とても笑顔になれているんだ」

 

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