MotoGP オランダGP

ヨハン・ザルコ、ホンダでの目標を「トップ10からポイント獲得」へ下方修正

LCRホンダのヨハン・ザルコは、目標をトップ10からポイント獲得へと後退させたことを明らかにし、ホンダのMotoGPでの復活にはまだ時間がかかるという認識を示した。

Johann Zarco, Team LCR Honda

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGPの2024年シーズンからLCRホンダへ加入したヨハン・ザルコは、中盤戦に入った今、目標をトップ10からポイント獲得へと切り替えたという。

 ザルコはドゥカティ陣営から苦戦中のホンダ陣営へと移ってきた。これまでのところ、ホンダは大きな改善を示すことができていないこともあり、ザルコも下位争いが定位置となってしまっている。決勝ベストリザルトは12位であり、第8戦オランダGPで彼が記録した13位という結果も、良いモノだと見なす必要があるだろう。

 ザルコはオランダGPの結果を「数ポイント獲得できたことへの満足はある」と語っており、これ以上の結果を望むことは現実的ではないと認めている。

 そしてザルコは、今シーズンの最初に考えていたトップ10という目標を、更に下方修正することを受け入れなくてはならないと話した。

「今はそれ(ポイント獲得)が目標なんだ。今年の初めにトップ10を目標にしていたとしても、望むような進化でライバルを追いかけることはできていない。だからポイント獲得を目標にするのは、受け入れるべきことだ」

 ホンダは後半戦でマシンにアップデートを予定しているが、今のバイクでは限界があるとザルコは認識している。

「9月のアップデートは相当のものじゃないとね。そうじゃなければ戦えない。これまでのところ、僕らは何もできない状態なんだ。自分の頑張りにも集中すべきだけど、ライバルと戦いたければ、マシンをもっと良くする必要がある」

Johann Zarco, Team LCR Honda

写真: Gold and Goose / Motorsport Images

「現時点では遠すぎるし、同じ問題を繰り返している。僕はこのバイクを乗りこなす方法があるのかを理解するために、より情報を集めて提供しようとしているんだ。でも、バイクはいつも同じだというのも分かっている」

「だからこそ、何かを変えなくちゃいけないと常に明確なコメントを出すために、変化を試みることが必要なんだ」

「技術的なことを言うつもりはない。でも今、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が先にいて、僕らはトップからも彼らからも離されている。こうしたレースの後、進歩がもたらされることを願っているんだ。この状況を受け入れるしかないけど、これはホンダが望んでいるレースではないし、僕らライダーもこうしたレースは望んでいない」

「トップ10というのは、最初の一歩みたいなものだ。表彰台なんてものは考えることもできないけど、トップ10から考えていけばまた進歩していくことを信じられる。ただ小さな進歩を受け入れる必要はある。大きく進歩しなくちゃいけないけど、なにかサプライズがなければ、来年優勝争いをしたいと言うのは無理だろう」

 

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