オーストリアGPで大クラッシュのヨハン・ザルコ、右手首骨折が判明し手術へ
MotoGP第5戦オーストリアGPで大クラッシュを喫したヨハン・ザルコは、当初負傷は無いと見られていたが、右手舟状骨を骨折していることが月曜日に判明し、手術を行なうこととなった。
Johann Zarco, Avintia Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第5戦オーストリアGPで発生したヨハン・ザルコ(アビンティア)とフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)の大クラッシュ。その結果、ザルコは右手首に骨折を負っていることが、後に判明した。
クラッシュした当初、彼らは自力で歩いており両者とも擦り傷や打撲程度で済んだと思われていた。
しかしレースから一夜明けた月曜日に行なわれた検査で、ザルコは右手首の舟状骨を骨折していることが判明。その結果、ザルコは水曜日にイタリアで手術を受けることとなった。
なおザルコは今週末に行なわれる第6戦スティリアGPへ出場する意図を示している。
「骨折した骨を固定するためにネジを入れるという、典型的な手術だ」と、ザルコは語った。
「木曜日の午前中に僕はオーストリアへ戻り、週末の2レース目で走れるかどうかを確認するためにメディカルチェックを受ける予定だ」
怪我の原因となったザルコとモルビデリのクラッシュはパドック内で論争を引き起こし、多くのライダーはザルコがブレーキング中に異常なライン取りをしたことを批判している。
しかしザルコはこの動きを意図的なものではなかったと否定している。
今回のクラッシュはレーシングインデントとされ、彼に対してはペナルティなどは科されていないが、モルビデリはこれは適切ではないと考えている。
なおFIMスチュワードは当該のインシデントについて、スティリアGPを前にザルコへ聞き取りを行なう予定だ。
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