ザルコ、ランキング2位も厳しいか? アラゴン17位と沈みライバルに差付けられる
プラマックのヨハン・ザルコはMotoGPアラゴンGPを17位と後方で終えたことで、ランキング2位狙いも厳しいと考えている。
Johann Zarco, Pramac Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第13戦アラゴンGPでは、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが勝利を飾った。しかし同じドゥカティのマシンを駆るヨハン・ザルコ(プラマック)は17位と後方でのフィニッシュに留まった。
ザルコは後半戦に入って以降、2021年シーズンのランキング2位は達成可能な目標だと考えてきた。しかし、アラゴンGPではバニャイヤが優勝し、スズキのジョアン・ミルも3位に入った一方でザルコが下位に沈んでしまったため、彼は4番手に転落。2番手のバニャイヤには24ポイント差をつけられている。
2021年シーズンは残すところ5レース。ザルコにランキング2位獲得への期待はどのくらいかと尋ねてみると、彼は次のように答えた。
「チャンピオンシップの序盤をとてもいい形で滑り出せたのは幸運だったと思う。ペッコ(バニャイヤの愛称)は完璧なライディングで、素晴らしい勝利を収めているし、ミルも力強い結果を出しているからね」
「今日(アラゴンGP)を見れば、僕が敗者だろう。でも彼らができたなら、僕もできるはずだ」
「今は僕の時じゃないかもしれないけど、その時が来るはずだ。ランキング3位も素晴らしい目標だし、僕はそのために頑張るよ」
なおザルコはアラゴンGPで唯一フロントにミディアムタイヤを使用したライダーだった。気温が低くなることを期待していたと彼は説明するが、それ以外にもレース中には余力が無い状態だったと語っている。
「フロントタイヤの選択は腕上がりのせいじゃない」と、ザルコは言う。
「ハードタイヤではいい感触が得られていなかったんだ。ミディアムタイヤではいつも良い感触があって、気温がより低くなることを期待していた」
「上手く機能すると思っていたんだけど、レース中は非常に暑かった。ただハードならもっと良かっただろうとも言えない」
「ミディアムタイヤを選択したのは、ハードを試したときに良いフィーリングが得られなかったからだ。だからより安全な選択肢をとったんだ」
「フロントタイヤに何か大きな限度を感じていたわけじゃない。でも今日はレース中ずっと何かに邪魔されていたようで、何かを試そうにも余力が無かった」
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