「もっと速く走れるかと……」ドゥカティ乗るヨハン・ザルコ、初日は1.5秒差に
アビンティア・ドゥカティに移籍したヨハン・ザルコは、ドゥカティ初乗りとなるMotoGPのセパンテストにおいてもっと速さを示せると考えていたと認めた。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
2019年シーズン中盤に、KTMとの2年契約を打ち切ったヨハン・ザルコ。終盤3戦は中上貴晶の代役としてLCRホンダのマシンで走行したが、ホンダ陣営でのシートは確保できず、最終的にドゥカティからの猛アプローチを受けて2020年はアビンティアへ加入することになった。
2月7日に開始されたセパンテストは、彼にとってドゥカティのマシンを初めて走らせる機会だ。ザルコはドゥカティ・デスモセディチGP19を走らせ、最終的にトップから1.5秒差の19番手タイムで初日を終えている。
初日のセッション終了後に、ザルコはより速さを発揮できることを望んでいたと認めた。そして彼はKTMからの離脱後、ホンダのマシンを短い期間走らせたことが、こうしたゆっくりとしたスタートに結びついているという考えを示した。
「正直に言って、僕はもう少し良い結果を期待していた。今日のタイムよりも、すぐに速くなると思っていたんだ」と、ザルコは言う。
「だけど54周と多くの周回をこなして、たくさんのことを学べたと思う。ほぼ4カ月の長い休憩を挟んで、僕はいくつか失ったことがあった」
「僕は落ち着いて、そして最終的に多くの進歩を挙げる必要がある。僕のミスや、ドゥカティのマシンをどうやってより良く乗るかを理解する必要もある。多くのポテンシャルがあるけど、僕は間違いなく自分の異なるライディング(スタイル)に対処する必要がある」
また、ザルコはドゥカティにおいてはKTM時代のようにチームの士気を下げるような態度は取らず、リラックスする必要があると述べた。
「ドゥカティからはすごくサポートを受けている。彼らがやってくると、僕の情報を受け取って、落ち着けとしばしば繰り返す。なぜなら経験を積むには時間がかかるからだ」
「彼らは“ストレスでイライラするなよ”と言う……僕はストレスを感じることはないし、大丈夫だ」
Additional reporting by Oriol Puigdemont
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