離脱したドヴィツィオーゾの穴埋めにも自信? ヨハン・ザルコ「彼が恋しいとは思わない」
プラマックのヨハン・ザルコは、昨年ドゥカティを離脱したアンドレア・ドヴィツィオーゾが陣営にとって“ベストな手本”だったと言うが、その喪失による影響を無いものにしたいと考えている。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPの2021年シーズンでは、ドゥカティ陣営で大きくライダーラインアップが変更。これまで長年チームを先導してきたアンドレア・ドヴィツィオーゾが離れることになったが、ヨハン・ザルコ(プラマック)はその穴を埋められるだろうと考えている。
ドヴィツィオーゾは2013年からドゥカティに加入しチームの成長に貢献。2017年からは多数の勝利を挙げ、3年連続でランキング2位を記録するなどタイトル獲得に近づいていたが、彼らは2020年限りで袂を分かつ結果に終わった。
2021年、ドゥカティファクトリーチームにはプラマックからジャック・ミラーとフランチェスコ・バニャイヤの若手2名が昇格。また席の空いたプラマックにはヨハン・ザルコとホルヘ・マルティンが加わる。
ドゥカティにとって大きなラインアップの変化とともに迎える2021年シーズンだが、ザルコはドヴィツィオーゾが陣営にとって重要な位置を占めていたライダーだと認めた上で、彼が離脱したことによる影響を無いものとしたいと語った。
「ドヴィツィオーゾが近年達成してきた勝利や表彰台を思えば、彼は依然として最高の手本だ。彼は全てをコントロールしていたし、僕にとっても参考にする基準点になっていたんだ」
「彼が恋しいとは思わない。なぜならこれは僕らが上手く働けているということであり、適切な方向に進んでいるという意味だからだ。2021年にドゥカティはハングリーさを持ち、競争力あるライダーを起用する。最善の方法でバイクを開発することができるはずだ」
ザルコは、GPOneに対しそう語っている。彼は2019年にKTMを離れると、翌年アビンティア・ドゥカティへと加入。早々に表彰台も獲得し、ファクトリーチームへの昇格を目指していたが、今回はプラマック移籍にとどまった。
しかし彼はチームにとって初の勝利を目指して戦うことができると考えており、それを目標としていると意欲を見せた。
「ジャックと同じレベルになること、つまり表彰台や勝利を争うことが僕の目指すところだ。昨シーズンは何人ものライダーが表彰台のテッペンに手が届いていた。僕もプラマックで勝利することができると自信をもっているんだ。このチームは成功に至るための全てが備わっているし、準備はできている」
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