インディアナポリスCEO、ニッキー・ヘイデンの訃報に哀悼の意を表す
インディアナポリス・モータースポーツウェイ(IMS)のCEOであるJ・ダグラス・ボールズは、ニッキー・ヘイデンのに訃報にコメントを寄せた。
写真:: Michael C. Johnson
先週水曜日にイタリアでサイクリング中に交通事故に遭った2006年のMotoGPチャンピオン、ニッキー・ヘイデンが5月22日(月)に亡くなった。
インディアナポリス・モータースポーツウェイ(IMS)のCEOであるJ・ダグラス・ボールズは、次のようにコメントした。
「IMSのスタッフ一同、友人であるニッキー・ヘイデンの訃報に嘆いています」
「ニッキーに出会った人々は皆、あたかも何年も前から知り合っているような親しみを覚えたことでしょう」
「彼の謙虚さと誠実さは、人々との真の繋がりを作り出しました。彼はこれまでのレースで出会ってきた中でも素晴らしいライダーのひとりでした。ニッキーは、スピードウェイでのMotoGPイベントのアンバサダーであったし、IMSの全てのイベントに対し、情熱なサポーターでもありました」
ヘイデンは、2008年から2015年までにインディアナポリス行われた8回のMotoGP最高峰クラスレースのうち、ワークスチームのホンダやドゥカティ、ホンダサテライトであるアスパーから6回参戦している。
彼は2008年にホンダで2位、2009年ドゥカティで3位に入賞している。また2012年は予選で手を負傷したために欠場。2014年も手首負傷を理由に決勝出走を辞退している。
ボールズは次のように続けた。
「我々は彼の両親であるローズとアール、婚約者のジャッキー、彼の兄弟のトミーとロジャー、姉妹であるジェニーとキャスリーン、そして彼の友人全員、世界中のファンとチームメイトたちに祈りと哀悼の意を表します。IMSでは、いつの日も彼のことを懐かしむことでしょう」
またIMSは、ヘイデンについて次のように紹介している。
『MotoGPが開催されていた8年間において、最も人気高いライダーであり、唯一ライバルに匹敵するのは、彼の親友でもあるバレンティーノ・ロッシだけだ』
『ヘイデンのトレンドマークである#69は、IMSの会場のどこを見渡しても、帽子やTシャツ、バナーなどについていた。群集はファンフォーラムに詰めかけ、あの独特の鼻声で質問に答える彼の、控えめで、ユーモラス溢れるコメントを聞きたがった』
2008年、IMSのインフィールドセクションがMotoGPのインディアナポリスグランプリ用に新しく舗装された。そのこけら落としとして、IMSが設立された1909年に最初のレースで優勝したインディアン・モーターサイクルをヘイデンが走らせた。ヘイデンは、当時のライダーが着用していたレザーキャップ、ゴーグル、IMSのセーター、半ズボンに乗馬ブーツで登場した。
その1ヵ月後、インディ500のスタート前セレモニーにもヘイデンは参加し、アメリカ国旗を掲げながら、自らのホンダのマシンでメインストレートを走行した。
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