ビニャーレス、諦めかけていた”初優勝”をスズキにプレゼント
マーベリック・ビニャーレスはイギリスGPを圧勝したが、スズキに乗って今シーズン優勝するのを諦めていたと語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
来シーズンからヤマハに移籍するマーベリック・ビニャーレスは、シルバーストンで行われたレースで、レース序盤から集団を抜け出し独走で優勝。歴史的な勝利を飾った。
この勝利は、ビニャーレスにとって最高峰クラスでの初優勝であると同時に、スズキにとっては2007年以来、ドライコンディションでは2001年以来の勝利となった。
それにもかかわらず、ビニャーレスはすでに、ヤマハに移籍するまでMotoGPクラスでの初優勝を待たなければならないと考えていたようだ。
「素晴らしい気分だよ」とビニャーレスは語った。「確実に(僕のキャリアで)最高の瞬間だ」
「今年優勝できるなんて思っていなかったし、来年になると思っていた」
「チームにとってもすごくハッピーだ。彼らは優勝にふさわしい。彼らはとても一生懸命に働いている。僕はスズキを離れるけれど、これは僕が彼らにできる最高の恩返しだ」
涼しいコンディションが助けになったビニャーレス
今シーズン、スズキのGSX-RRの弱点のひとつが、レース終盤にリヤタイヤのグリップがなくなることだ。特に暑いコンディションとなった時にそれが顕著であった。
しかし今週末は、涼しくなったシルバーストンの気候がリヤタイヤを守るのに役立ち、金曜日からチームがタイヤを温存できるように働いてくれたとビニャーレスは語った。
「今日は涼しくなったから、僕は速かった」とビニャーレスは語った。「金曜日から、タイヤを大切に使えるように僕たちは一生懸命作業したよ。ブルノでも同じようにステップを踏んできた」
「素晴らしい気分だ。フロントに本当に自信があったし、他のレースのようにたくさんガスを使わないようにした」
「タイヤを本当に良い状態にキープできた。暑いレースになってもこれが続くと良いな」
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