NASCAR、ホームステッド戦に1000名のファン招待。アフター・コロナ初の”有観客”レースに
3月にコロナウイルスの世界的なパンデミックが宣言されて以来、NASCARホームステッド戦は、ファンに門戸を開いた最初のレーストラックとなった。

ホームステッド=マイアミ・スピードウェイで開催されているNASCAR カップシリーズの1戦、ディキシーウォッカ400はファンの限定入場が許された、特別なレースとなった。
グランドスタンドには合計1000名のファンが招かれた。招待されたのは、軍のメンバーや、救急隊などのコロナウイルスへのファースト・レスポンダー(初期対応者)がメイン。ピットの反対側にあるグランドスタンドの8つのセクションに広がってレースを観戦した。
しかし肝心のレースは降雨によりスタートディレイ。レースが始まると、付近に落雷があった影響で、NASCARはわずか5周で走行中断を余儀なくされた。
2度のF1王者であり、インディ500ウイナーのエマーソン・フィッティパルディと息子のエモ、およびプロアメフトリーグ(NFL)のスターであるアルビン・カマラもVIPゲストに招かれた。
カマラはレースに参戦しているババ・ウォレスのTシャツと帽子を着用し、スイートからレースを観戦した。彼は数年前からウォレスと親交があったという。
なお落雷が続いたことにより、レースは2時間以上も中断。タイヤトラブルによるイエローコーション、赤旗掲示などもあり照明の下、現地時間20時11分にレースがようやく再開されている。
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。