ケビン・マグヌッセンがNASCARデビューへ。過去にライコネンらも参加した“プロジェクト91”での参戦「非常に光栄なこと」
ケビン・マグヌッセンが、サンディエゴで開催されるNASCARカップシリーズに参戦することとなった。
元F1ドライバーのケビン・マグヌッセンが、アメリカのNASCARカップシリーズに初参戦することが決まった。出場するのは、カリフォルニア州・サンディエゴにあるコロナド海軍基地に作られたストリートコースでの1戦。現役の軍事基地で開催される初のカップ戦は、6月21日(日)に行なわれる。
マグヌッセンはこのレースに、トラックハウス・レーシングからエントリー。世界トップクラスのレーシングドライバーにNASCAR参戦の道を開くプロジェクト91プログラムを通しての参戦となる。過去にこのプログラムには、豪スーパーカー王者で現在トラックハウスからカップシリーズにフル参戦中のシェーン・ヴァン・ギスバーゲン、F1王者のキミ・ライコネン、4度のインディ500覇者エリオ・カストロネベスといった錚々たるメンバーが参加しており、マグヌッセンはその4人目となる。
マグヌッセンは2014年〜2024年にかけて、F1に計185戦出走した経歴を持つ。中でもハイライトは、デビュー戦となった2014年オーストラリアGPでの2位表彰台と、2022年のサンパウロGPでハースに初ポールポジションをもたらしたことだ。
F1を離れてからは主にスポーツカーレースを戦っており、BMWのドライバーとしてWEC(世界耐久選手権)に参戦中。今季第2戦のスパでは2位表彰台を獲得した。またアメリカのIMSAにも参戦経験があり、近年はWECと並行してデイトナ24時間とセブリング12時間でBMWのLMDhマシンを走らせたほか、F1シートがなかった2021年にはキャデラックからフル参戦してデトロイト戦で優勝を飾っている。
NASCAR参戦にあたり、マグヌッセンは次のようにコメントを寄せた。
「NASCARでレースをする機会を得られて本当に嬉しいし、非常に光栄なことだ」
「ジャスティン・マークスとトラックハウスがプロジェクト91で成し遂げたことは本当に素晴らしい。彼らはNASCAR以外の世界から来たドライバーに、このレベルでレースをするチャンスを与えてきた。僕がこの機会を得られたことを誇りに思う」
「すでにノースカロライナでチームと過ごし、みんなと会ってシートのフィッティングを行ない、ピットストップの手順やNASCARのレースウィークに向けた準備に関するあらゆる詳細を確認した」
「彼らは素晴らしいチームで、非常に献身的で、僕と同じくらいこのデビューを心待ちにしてくれている。サンディエゴに行って、すべてを初めて体験するのが本当に待ち遠しい」
なお、マグヌッセンの父であるヤン・マグヌッセンも元F1ドライバーだが、スポーツカーレースで豊富な実績を誇り、NASCARカップにも1度だけ出場したことがある。彼は2010年のソノマで、43台中12位という好成績を残した。
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