【NASCAR】新型カムリがベースの最新NASCAR発表。TRDら共同開発
2018年トヨタ・カムリNASCARと量産車の新型カムリが、北米国際オートショーで同時に発表された。
The 2017 NASCAR Toyota Camry based on the 2018 road car
Toyota Racing
月曜日に行われた北米国際オートショー(アメリカ,デトロイト)で、トヨタは新型カムリを発表した。新型カムリは、来月のデイトナ・スピードウィークスでレースデビューするとみられる。
アメリカトヨタ自動車販売(TMS)統合マーケティング事業部の副代表であるエド・ロークスは次のように語った。
「数年の開発期間を経て、2018年トヨタ・カムリNASCARと量産車の新型カムリを同時に発表することができたことは、我々の組織にとって画期的な出来事だ」
「カルティ・デザイン・グループ(Calty Design Group)とTRD(Toyota Racing Development)の共同開発で、NASCARカムリは開発された。カムリはレーストラックを訪れるファンと全米にあるトヨタのショールームを訪れるファン、どちらの注目も集めることができる積極的なスタイリングになっている」
「レースカーのカムリと市販カムリのコンセプトを両立させることは途方もない仕事であった。我々の目標は並行してデザインを設計することだった。そうすることで、我々のファンが毎週末楽しみにしているNASCARのレースカーに近しい特徴を、量産型カムリに持たせることができた。ファンの皆さんはカムリを楽しむことができるはずだ」
カムリのチーフデザイナーである勝又正人は、トヨタの北米デザインスタジオであるカルティ・デザイン・グループと、TRDのエンジニアで構成されたプロジェクトを監督した。
NASCARと協力体制の元、TRDとカルティはレースカーに量産モデルのキャラクターラインを再現することに努めた。
カルティとTRDによるカムリ設計プロジェクトは、2013年にGen-6(ジェネレーション6)と呼ばれる新シャーシがNASCARに導入された頃からスタートし、2015年カップマシンとエクスフィニティシリーズのマシンや2014年のキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ(Camping World Truck Series)のトヨタ・タンドラ、現在のNHRAシリーズのファニーカークラスのカムリの再設計も行なった。
トヨタは2007年にNASCARカップデビューを果たした。同社は昨年、デイトナ500を含む36レースのうち16勝を挙げ、初のマニファクチャラーズタイトルを獲得した。これまでの10年間で、トヨタのドライバーはNASCARの最上級クラス(2017年からはモンスター・エナジー・シリーズ)で95勝挙げている。
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