NASCAR Kimi Raikkonen testing
ライコネン、NASCARカップカーでテスト走行! F1以来のレース参加へ向け「十分な準備がしたかった」
キミ・ライコネンは、来週末に迫るワトキンスグレンでのNASCARカップ・シリーズデビューへ向け、NASCARのNext Genマシンを初めて走らせた。

Charles Bradley
編集: 2022/08/15 11:33
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

8月21日にNASCARカップ・シリーズのワトキンスグレン戦にスポット参戦が決まっているキミ・ライコネンは、8月12日にバージニア・インターナショナル・スピードウェイでNext Genマシンを初ドライブ。2021年12月のF1アブダビGP以来のレース参戦に向けて、テストを行なった。
2007年にF1世界王者に輝き、20年近くに渡るF1キャリアを持つライコネンは、ロードコースレースとなるワトキンスグレン戦でトラックハウス・レーシングから参戦。チームメイトのダニエル・スアレス、ロス・チャスティンと共に、シボレー『カマロZL1』をドライブする。
ライコネンにとっては、これが初のNASCAR参戦という訳ではない。というのもF1から一度離れていた2011年には、カイル・ブッシュ・モータスポーツから、カップ・シリーズの下位カテゴリーに当たるXfinityシリーズとトラックシリーズに1度ずつスポット参戦した経歴があるのだ。
またその年は、ロビー・ゴードン・モータスポーツのダッジ『チャージャー』をドライブ。今回と同じくバージニアでカップカーのテストを行なったが、コースオフした際に濡れた芝生でノーズを破損させ、早々にテストを終えていた。
2022年シーズンから導入されているNext Genマシン(Gen7)に関するNASCARの規定は、6月15日に改定。90日以内にカップ・シリーズへ参戦するドライバーを対象に「選抜ドライバー・オリエンテーションテスト」を実施できるようになった。
ただこのテストの但し書きには、当日のデータ収集やセットアップ変更の制限が記載されている。テストでは、グッドイヤー製タイヤを3セット使用可能。他ドライバーのシェイクダウン実施は禁止されている。また、制限時間はマシンがコースに出た瞬間から10時間となっている。
Kimi Raikkonen
Photo by: Project91
テストに先立ち、ライコネンは今週初めにチーム・シボレーでシミュレータ走行を実施。3月のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ戦で勝利したチャスティンに続き、6月のソノマ戦でチームの今季ロードコース2勝目を挙げたスアレスと、データの確認を行なった。
ライコネンのトラックハウス・レーシングからのNASCARスポット参戦は、同チームが進める”プロジェクト91”の一環。国際的なレーシングドライバーを招くことでNASCARの国際的な周知を計る狙いがあり、ワトキンスグレン戦に臨む3名のドライバーは、いずれも出身国が異なる。
【動画】キミ・ライコネン、NASCARカップ・シリーズのNext Genマシンを初ドライブ
ライコネンには、今年始めからレース復帰を果たすオファーもあったという。しかし、ワトキンスグレン戦へ向けて十分な準備期間が必要だったとしている。
「今年、もっと(レースを)やる選択肢も当然あったけど、全ての面でできる限り上手くやろうとすると、全てにおいて少し時期尚早だったと思う」
そうライコネンは語る。
「このレースまで待った方が良かったように思う。そうすれば、全ての面で準備が整うし、少なくとも100%正しい仕事をすることができているはずだ」
「結果がどうなるかは、誰にも分からない。僕らはできる限りのチャンスを掴むだけさ」
「その先に何が待っているのか? それは誰にも分からない」
「そこで良いレースをして、楽しんで、その先どうなるかを見ることにする。それ以外の計画はない」
「それが今、僕が持っているプランだ。そこから始まっていくんだ」
ワトキンスグレン戦でカップ・シリーズを走る元F1ドライバーはライコネンだけでなく、トロロッソやレッドブルでF1を戦ったダニール・クビアトは、チーム・チーム・ヘイズバーグから参戦予定。また、2010年のル・マン24時間レース勝者のマイク・ロッケンフェラーは、チーム・スパイアから参戦を果たす。
Read Also:
- クビアト、いずれはNASCARフル参戦も視野に?「いつかここでチャンピオンシップを戦いたい」
- ”自分を曲げなかった”ライコネン、F1で人気だった理由は「分からないけど、変だったからかな!」
- F1引退のライコネン、モトクロス世界選手権MXGPのカワサキ・レーシング・チーム代表に就任
- ライコネン、F1アブダビGPが”プロとして”最後のレースに? 大切な家族との時間を優先へ
- 【ギャラリー】キミ・ライコネン列伝……20年のF1キャリアを写真と共に振り返る
















あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 【動画】キミ・ライコネン、NASCARカップ・シリーズのNext Genマシンを初ドライブ
次の記事 フェラーリにとって戦略は”弱点”ではない? ビノット代表がチームの戦略部門を擁護する理由
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Charles Bradley

ミカ・ハッキネンが生死を彷徨った30年前の大事故。速さは失わなかったが、短命F1キャリアのきっかけに「もう運試しはやめようと思った」
F1
F1
9 ヵ月前
ミカ・ハッキネンが生死を彷徨った30年前の大事故。速さは失わなかったが、短命F1キャリアのきっかけに「もう運試しはやめようと思った」

”空力の鬼才”の名は伊達じゃない! エイドリアン・ニューウェイが手掛けたF1マシン傑作選
F1
F1
2024/09/10
”空力の鬼才”の名は伊達じゃない! エイドリアン・ニューウェイが手掛けたF1マシン傑作選

目まぐるしく変わるアロー・マクラーレンのドライバー……悪評は全てパロウのせい? ブラウンCEOが指摘「あの契約問題で不当なレッテルがついた」
IndyCar
IndyCar
2024/07/30
目まぐるしく変わるアロー・マクラーレンのドライバー……悪評は全てパロウのせい? ブラウンCEOが指摘「あの契約問題で不当なレッテルがついた」

More from
キミ ライコネン

ライコネンがフォースインディアからF1復帰していた可能性も? サフナウアー、交渉の裏側明かす
F1
F1
カナダGP
2 ヵ月前
ライコネンがフォースインディアからF1復帰していた可能性も? サフナウアー、交渉の裏側明かす

アントネッリが記録更新! 偉大なドライバーが名を連ねるF1最年少ポイントリーダーの歴史を振り返る
F1
F1
日本GP
4 ヵ月前
アントネッリが記録更新! 偉大なドライバーが名を連ねるF1最年少ポイントリーダーの歴史を振り返る

混戦のタイトル争いは面白い! F1史で12回あった三つ巴&四つ巴の最終戦……その結末を振り返る
F1
F1
アブダビGP
7 ヵ月前
混戦のタイトル争いは面白い! F1史で12回あった三つ巴&四つ巴の最終戦……その結末を振り返る

More from
トラックハウス・レーシングチーム

MotoGPタイトル候補に成長した小椋藍、求められる改善点は「攻めるタイミング」の見極め?
MotoGP
MotoGP
イギリスGP
2 日前
MotoGPタイトル候補に成長した小椋藍、求められる改善点は「攻めるタイミング」の見極め?

独走逃げ切りフェルナンデス、鍵はスプリントの転倒「あの怒りをポジティブなエネルギーに変えた」
MotoGP
MotoGP
イギリスGP
4 日前
独走逃げ切りフェルナンデス、鍵はスプリントの転倒「あの怒りをポジティブなエネルギーに変えた」

小椋藍、MotoGPイギリスGPは転倒リタイア「改善することに集中していく」
MotoGP
MotoGP
イギリスGP
4 日前
小椋藍、MotoGPイギリスGPは転倒リタイア「改善することに集中していく」
最新ニュース

FIA、ロシアとベラルーシのドライバー/チームへの制裁を限定解除。今後はそれぞれの国旗を使っての国際レース出走が可能に
General
Misc General
9 時間前
FIA、ロシアとベラルーシのドライバー/チームへの制裁を限定解除。今後はそれぞれの国旗を使っての国際レース出走が可能に

F1参戦開始からたった半年で代表交代、さすがに早すぎでは? なぜ“今”なのか……キャデラックCEO、新代表の言葉から真意を探る
F1
F1 F1
12 時間前
F1参戦開始からたった半年で代表交代、さすがに早すぎでは? なぜ“今”なのか……キャデラックCEO、新代表の言葉から真意を探る

予選ではレッドブルのセカンド史上最もフェルスタッペンに肉薄するハジャー。しかし本人は「驚いていない」と冷静……レースペース改善を誓う
F1
F1 F1
オランダGP
13 時間前
予選ではレッドブルのセカンド史上最もフェルスタッペンに肉薄するハジャー。しかし本人は「驚いていない」と冷静……レースペース改善を誓う

海外F1記者の視点|デカいエンジン音は正義なのか!? V8回帰に向かおうとするF1……その是非を考える
F1
F1 F1
ベルギーGP
17 時間前
海外F1記者の視点|デカいエンジン音は正義なのか!? V8回帰に向かおうとするF1……その是非を考える
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録