Juju、2020年はデンマークF4に参戦。14歳で本格4輪レースデビューへ
Jujuこと野田樹潤が、2020年は活躍の場をヨーロッパに移し、デンマークのF4選手権に挑むことを明らかにした。
写真:: Niklas ajgaard/Boxengasse.dk.
レーシングドライバーのJujuこと野田樹潤が、2020年のレース活動計画を発表。渡欧し、デンマークのFIA F4選手権「F4 Danish Championship」に参戦することを発表した。
このF4 Danish Championshipは、2019年はデンマークとノルウェーの4箇所のサーキットを舞台に、全8イベント24レースを開催。14歳から参戦できる、世界でも数少ない選手権だという。Jujuも2020年の2月で14歳になるため、同シリーズに参戦することが可能となる。
Jujuと共に、父である野田英樹が監督を務めるNODA Racingも同シリーズに挑戦。「T-POINT mikiHOUSE NODA Racing」としてシーズンに参戦するという。
Jujuは年内は国内でF4車両によるトレーニングを行い、来年1月にデンマークへ渡欧。テスト走行を重ねつつ、4月の開幕戦に備えるという。
「今は期待と不安が入り混じっています。参戦するデンマークF4選手権は、3オフィシャルテスト走行と8大会24レース。これまでとは比べものにならないほどのハードなスケジュールになりますが、大好きなレースにこの年齢でも沢山出させてもらえる国に行けることがとても楽しみです」
Jujuはプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「初めての国で、速くて若いドライバー達が競い合っている選手権ですので苦戦する場面もあると覚悟しています。でも、私のことを分かってくれる父との約束『負けても負けても諦めない』という気持ちを胸に、精一杯自分らしく走り、一歩一歩前進することで最終的には必ず勝ち上がって、皆さんの期待に応えたいと思っています」
「そして私の活動が、少しでも後に続く人たちの夢や目標、勇気となり、世の中の皆さんに感動をお伝えできる事になると嬉しいです」
また父親であり、チーム監督も務める野田英樹も、次のようにコメントを寄せた。
「2020年、Jujuはヨーロッパというステージで、デンマークF4選手権にチャレンジします」
「これまでは年齢が規定に満たないという理由で、走る場所やレースなど限られた条件の中でのレースでした。来シーズンは環境が大きく異なる中で、年間を通じて多くのレースに参戦することになるため、前半戦はとにかく悔しく辛いチャレンジが続くことも予想されます。しかし、Jujuの持ち前である強い決意とドライバーとしての才能は、 疑う余地はありません。必ずひとつひとつ壁を乗り越える事でしょう。なぜなら『負けても負けても諦めない』からです」
「NODA Racing監督として、Jujuを精一杯サポートし、Jujuの才能をさらに引き出し、勝利をつかみたいと思います」
「父親として3歳でレース活動を始めたJujuがこのように成長してくれたことに対してこれほど幸せなことはありません。また、レースを通して親子のコミュニケーションを図ってこられたことも幸せなことだったと思います」
「Jujuの実力と年齢から言って、私自身が何かをできるのもあと少しの限られた時間になってきたと思います。だからこそ、悔いのないよう精一杯本気で夢の後押しをしたいと思います。ぜひ大きな可能性を秘めたJujuをこれまで通り温かい目で見守り、応援してください」
【2020年「F4 Danish Championship」参戦体制】
■チーム名
T-POINT mikiHOUSE NODA Racing
■チーム体制
・監督:野田英樹
・ドライバー:Juju(じゅじゅ)
・メカニック:竹本篤史/渡辺研吾/谷嶋邦彦/須田健太郎
・NODAレーシングコンサルタンツ代表兼チームマネージャー:野田雅惠
・ゼネラルマネージャー&広報:ALEX GARCIA
■車両
・名称:T-POINT mikiHOUSE M14
・シャシー:Mygale M14
・エンジン:ルノー 2.0 l
・タイヤ:ピレリ
■メインスポンサー
株式会社Tポイント・ジャパン/株式会社ミキハウス
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