トヨタ、ラリーチャレンジプログラム2017年の活動計画を発表

　TOYOTA GAZOO Racingは、ラリーで世界に挑戦する若手ドライバーを支援するプログラム「TOYOTAGAZOO Racing ラリーチャレンジプログラム」における2017年の活動概要及び参戦スケジュールを決定した。

　2015年のオーディションで選ばれ、2015年、2016年と欧州で実戦形式を主体とするトレーニングを行ってきた勝田貴元選手と新井大輝選手が、2017年もフィンランドを拠点に、トミ・マキネン・レーシングの協力のもと活動を継続する。

　2017年は、競技環境下でのレベルアップを目指し、実戦形式でのトレーニング機会を拡大する。現在、R5車両（フォード・フィエスタ）で9戦、R2車両（フォード・フィエスタ）で5戦の計14戦への参戦を予定している。※詳細は参戦スケジュール（予定）を参照

　なお、R5車両で参戦予定の9戦の内5戦は、両選手が今年初挑戦したFIA世界ラリー選手権（WRC）のWRC2クラスである。

　また、今シーズンまではグラベル（未舗装路）でのトレーニングを集中的に行っていたが、2017年はさらにターマック（舗装路）でのトレーニングにも力を入れていく。

　勝田選手のコ・ドライバーはマルコ・サルミネン、新井選手のコ・ドライバーはグレン・マクニールが務める。

なお、本プログラムのパートナーとして、活動内容に共感いただいた大塚製薬株式会社にご協力いただくことが決定した。

講師コメント

「今年は様々なことがあったシーズンでしたが、両選手ともに、フィンランド国内選手権のスペシャルステージでトップタイムを出してくれました。来年の参戦予定は、数も増え、雪、グラベル、ターマックといった様々な路面のラリーを含んでおり、満足いくものとなっています。昨年それぞれが到達したレベルからさらに高めていくと同時に、ペースノート等、基礎となる部分のトレーニングも継続していきます。来シーズンも、今シーズンと変わらぬ進歩を継続することが目標です」

2017年参戦スケジュール（予定）：

※一部、カレンダー未発表のため後日決定

参考）2016年戦績

【TOYOTA GAZOO Racing】

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