フォーミュラE王者のディ・グラッシ、ロボレースCEOに就任

フォーミュラEシーズン3王者のルーカス・ディ・グラッシは、ロボレースのCEOに就任することを発表した。

 フォーミュラEシーズン3王者のルーカス・ディ・グラッシは、ロボレースのCEOに就任することを発表した。

 自動運転車の支持者であるディ・グラッシは、無人レースでの開発がモータースポーツの伝統的なシリーズに対しメリットを生み出すことができるという考えを繰り返し提唱してきた。

「将来の市販車に関連する自動運転技術を開発するプラットフォームに集中することで、僕たちはロボレースで今のモータースポーツが踏み込むことのできない領域へ行きたいんだ」

 そうディ・グラッシは語る。

「モビリティの未来には自動運転があり、現時点ではそれが業界の総意だ。それと同じように、モータースポーツには最高のドライバーが付き物だと僕は思っている」

「ロボレースが従来のモータースポーツに置き換わるのではなく、お互いを補完し合えるようにロボレースシリーズを発展させて行きたいんだ」

「僕たちはOEMやサプライヤー、テクノロジー企業、大学などに対し、僕たちのプラットフォームを活用すれば、自身の無人運転の技術と知的能力を外部に披露することできるとアプローチしている」

「今後もテクノロジーが急速に進化していくだろうから、僕たちはイベントやレース、自分たちが目標としているものに対し柔軟に対応していかなくてはならない」

 ロボレースは、フォーミュラEシーズン3(2016/17年)の間にテストカーである"DevBot"を、マラケシュとブエノスアイレス、ベルリン、ニューヨーク、モントリオールでデモ走行を行った。そのマシンの最新版は5月に行われたパリePrixで一般公開されている。

 声明によると、ロボレースは来季(2017/18年)中に、「急激な発展をみせる電気産業と自動運転産業に適用できるような柔軟なレースフォーマットを開発する」という。

 ロボレースの創業者であるデニス・スヴェルドロフは、ディ・グラッシのCEO就任に伴い、アドバイザーに役職を移すようだ。

「ロボレースが成長し続ける中で、ルーカスがこのような立場でロボレースに携わることになり、とても興奮している」とスヴェルドロフ。

「彼は他のモータースポーツイベント開発し、進化させてきた経験や豊富な知識を持っている。我々はその恩恵を受けられる特権を得たのだ」

「ルーカスはロボレースが実現することのできるものの重要性を理解している。それはAI(人工知能)のメリットを適応することで、我々の道をさらにスマートで安全なものにし、さらに運転補助や衝突回避まであらゆるものを進化させることができる。またセキュリティ技術分野までも自動運転に適応することができる」

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この記事について
シリーズ Roborace , フォーミュラE
ドライバー ルーカス ディ・グラッシ
記事タイプ 速報ニュース