【スーパーフォーミュラ】”ルーキー”4人がSFの印象を語る。山下「スッゲー速い!」
鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラのルーキードライバーテストに参加した”ルーキー”4人が、その印象を語った。
鈴鹿サーキットで行われた、スーパーフォーミュラのルーキードライバーテスト。今回は5人の”ルーキー”ドライバーが走行を行った。
そのうち牧野任祐を除く4人、ニック・キャシディ、山下健太、佐々木大樹、大嶋和也の4人が会見に臨んだ。大嶋和也はかつてフォーミュラ・ニッポンで4年走り、昨年には中嶋一貴の代走として1戦出場しているが、久々の走行とあって”ルーキー”として会見場に登場したわけだ。
この日の印象について訊かれた4人は、それぞれ4者4様の表現で1日を振り返って見せた。
キャシディは来年の参戦を見据え、多くの距離を走ることができ満足だと語った。
「午前中はウエットコンディションを体験することができ、午後はドライタイヤで長い距離を走ることができた。とても楽しかった」
「僕はスーパーフォーミュラのレースが好きだ。クルマもね。今はスーパーGTに出ているけど、できれば両方出たいと思っている。僕が決められることじゃないけど、来年はぜひスーパーフォーミュラに乗りたい」
一方、キャシディと同じKONDO RACINGのマシンで走った山下は、これがスーパーフォーミュラ初体験。その印象について、彼ならではの表現で語った。
「スッゲー速いと思いました。自分のコントロール下に置けていないです。慣れることが必要ですね」
「ピットから出て、アクセル全開にした途端、すごい前後Gを感じた。ウエットなのにすごいグリップで……。晴れたら今度は速すぎて、何もできませんでした」
「でも、出たいと思うカテゴリーだと思います」
佐々木はすでにスーパーフォーミュラを経験し、今回のテストに臨んだ。
「初めはシートポジションがズレていて、ステアリングが近すぎました。ダウンフォースがすごいクルマですね。今日はそれほどプッシュしていないので、楽しいテストだったと思います」
「ストレートスピードは、GT500マシンの方が速いかもしれません。でも、S字やデグナーは明らかに速いと思います」
「自分のスキルアップに繋がると思うので、ぜひ出てみたいと思いますね」
約1年半ぶりのスーパーフォーミュラ走行となった大嶋も、「やっぱり速い」と言う。
「久しぶりにスーパーフォーミュラに乗ると、やっぱり速いですね。ポテンシャルを引き出し切ることができず悔しいですが、どこを詰めればいいか分かっています」
「僕はもう30歳になるんで、戻るならこのタイミングしかないと思っています」
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