ウェーレイン、今季のスーパーフォーミュラ参戦を断念。DTMに集中

スーパーフォーミュラへの参戦も噂されたパスカル・ウェーレインだが、同シリーズへの参戦を断念したようだ。

 昨シーズンのF1を、ザウバーのドライバーとして戦ったパスカル・ウェーレイン。しかし今季はF1でのレギュラーシートを失うことになってしまったため、DTMに参戦することになっている。

 またDTMでの仕事と並行して、メルセデスF1チームのリザーブドライバーを、ジョージ・ラッセルと共に務めることになっている。ウェーレインは、ラッセルがまだ走ったことのないレースに行くことになるため、これはヨーロッパ以外でのほとんどのレースに帯同しなければならないということを意味する。

 DTMへの参戦とF1のリザーブドライバー……この両方を務め上げるだけでも、ウェーレインは多忙な1年を過ごすことになる。そのため今年は、もうひとつ噂されていたスーパーフォーミュラへの参戦については、断念することに決めたようだ。

「先週までは日本の可能性もあったんだ」

 ウェーレインはmotorsport.comに対してそう語り、スーパーフォーミュラに挑戦する可能性が潰えたことを認めた、ウェーレインは以前、スーパーフォーミュラに参戦し2019年シーズンにF1復帰を目指すことも検討していると語っていた。

「DTMで10戦、そしてF1で少なくとも10戦に帯同しなければいけない。その上日本にも行き、毎週末レースを行う……そして異なるタイムゾーンに挑むのはかなり難しい。だから僕らは、それ(スーパーフォーミュラ)をやらないことを決めた」

「僕はスーパーフォーミュラに本当に興味を持っていたし、挑戦してみたかった。マシンは素晴らしいし、日本のコースも素晴らしい」

「僕はフェリックス(ローゼンクヴィスト)とたくさん話をした。なぜなら、数年前には僕は彼のチームメイトだったんだからね。彼はスーパーフォーミュラについての良いことをいくつか教えてくれた。彼はあのレースを気に入っているんだ」

「今年の僕のターゲットは、DTMに集中し、そして少なくともF1の半分のレースに帯同して、必要な場合に備えてリザーブドライバーを務めることだ」

「ドライバーが必要になった際には、僕がそこにいる。そうじゃなければ、僕が集中するのはDTMだ」

 ウェーレインはF1参戦前にDTMでチャンピオンになっており、その舞台に戻ることに興奮していると語る。

「僕はDTMで戦うのを楽しみにしている。不幸だと思っているとか、フラストレーションが溜まっているとか、モチベーションを失っているようなことは全くない。僕はF1でのシートを見つけることができなかったんだから」

「もちろん満足はしていない。僕のターゲットはまだ、F1に戻って、そこで長く成功するということだ。でも、とても競争力のあるクルマを手にしているということは、とても楽しみだ。そういうのからはしばらく離れていたからね」

「これまでの2年間は、僕にできることのすべては年に1回または2回ポイントが獲れるかどうかだった。だから今年は、考え方を改めなきゃいけない」

 ウェーレインは現在、メルセデスのファクトリーでシミュレータの作業に連日励んでいる。W09をコース上で走らせる日は限られているだろうが、ピレリのタイヤテストで最新マシンをドライブするチャンスを手にすることができるかもしれない。

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シリーズ スーパーフォーミュラ , DTM
ドライバー パスカル ウェーレイン
記事タイプ 速報ニュース