石浦宏明「チャンピオン争いはガスリーだけがライバルじゃない」

年間首位の石浦宏明は、最終戦に対する意気込みや2番手のガスリーについて語った。

 現在スーパーフォーミュラでランキング首位に立つのは石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)。シーズン序盤から安定したペースを見せ、コンスタントにポイントを獲得をしてきた。

 今季残すレースは最終戦鈴鹿のみである。現時点でタイトル候補は8名おり、そのうち自力で年間タイトルを獲得することができるのは4番手の関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)まで。最終戦では最大18ポイント獲得することができるため、レース週末を通して状況が目まぐるしく変化する可能性が高そうだ。

 今季スーパーフォーミュラ初参戦であるピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)もそのタイトル候補のうちのひとり。その上、先週行われたF1マレーシアGPでトロロッソからF1初デビューした。去年のストフェル・バンドーンのように、彼にもスーパーフォーミュラからF1昇格へのステップアップのチャンスを掴みかけている。

 今年も"F1ドライバー候補"とチャンピオン争いを繰り広げることになる石浦。その心境について尋ねると、ガスリーだけを特別にライバルとして意識することはないと述べた。

「毎年チャンピオン争いしながら最終戦行くんですけど、最終戦で突然18点獲れるので、敵がガスリーだけじゃなくなるんですよね。現実的には8位(国本雄資/P.MU/CERUMO・INGING)とかそこらへんまで入ってくるんです。つまりポールとって2回勝ってしまうとタイトルを獲れてしまう(ドライバーがいます)。去年の最終戦の関口選手もそうでしたけど、トップで最終戦を迎えても最後強いドライバーが勝ってしまうこともあります。そうするとライバルって5〜6人になるんですよね。ポイントに差があっても、実際には5〜6人が並んでチャンピオン争いをしているというような感じです」

 ガスリーはシーズン序盤は苦戦していたものの、第4戦で初優勝を果たしてからは表彰台の常連となった。彼の強さはどこからくるのだろうか。石浦に対し、ガスリーの印象について訊いた。

「この間の菅生なんかは土曜日が雨で、金曜日の1時間しか走ることができないまま予選に行っているんですが、そこできっちり上に行くというところはすごいですね」

「今年初めての環境や場所で走っていて前半戦は少し苦戦していたようですが、途中噛み合ってきてから安定して上に行けていると思います。随分短い期間でコミュニケーションを取れるようになってきているなというか、やっぱり色んな国や色んなチームで仕事をしてきたからできるのだと思います。普通エンジニアとやり始めて、2〜3年かかってようやく伝わってくると思うんですけど、そこがすごいと思います」

 さらに石浦は続けて語った。

「ガスリーだけってことはないですが、去年はバンドーンに0.005秒差で勝ちました。F1に行くのがわかっていてそれを再び倒すことができたのなら気持ちが良いし、比べられると思うんです。今年も頑張りたいですね」

 スーパーフォーミュラ最終戦JAF鈴鹿グランプリは、10月20-22日に2レース制で行われる。

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
記事タイプ 速報ニュース