【スーパーフォーミュラ】レッドブル、ガスリーのSF参戦を発表
レッドブルは、昨年のGP2チャンピオンであるピエール・ガスリーが、今季スーパーフォーミュラに挑戦することを発表した。








レッドブルは水曜日の朝、同グループの育成ドライバーであり、昨年のGP2王者であるピエール・ガスリーを、今季スーパーフォーミュラに参戦させることを明らかにした。
レッドブルはホンダ及びトヨタの双方と、スーパーフォーミュラ参戦について交渉していた。現時点ではガスリーが加入するチーム名は明かされていないが、ホンダ陣営に加わるのが有力と考えられている。
「僕にとってこれ(スーパーフォーミュラ)は新たな挑戦であり、それはまさに僕が求めていたものだ」
そうガスリーは語る。
「すべてのことが本当に違うんだろうね。僕はクルマもコースも経験していないし、日本の文化、哲学、働き方、そのどれもが、今までとは異なっていることを知っている」
「ある意味では、ストフェル・バンドーンがF1に昇格する前、昨年1年間行ってきたことを倣っているということになる。GP2でチャンピオンを獲った昨年に、さらに多くの経験を付け加えたいと思う」
レッドブルはまた、ガスリーがサードドライバーとしてF1に帯同し、ダニエル・リカルドやマックス・フェルスタッペンらと行動を共にすることも確認した。
「レッドブル・レーシングのサードドライバーとなり、マックスやダニエルと協力し合ってチームの仕組みやグランプリでの彼らの行動を知れるということは、本当に嬉しいことだ」
「ニューマシンや新しいレギュレーションについては、知らなければいけないことがたくさんある。それはすべて、非常に貴重なことだ」
「スーパーフォーミュラでの経験が、これを手助けしてくれると思う。GP2よりはエンジンパワーが少ないので、ストレートスピードは遅いだろう。しかし、エアロは素晴らしいから、コーナーを速く走ることができる。それは、今年のF1にも関係してくると思う。それらをどんな風に比較できるかは、非常に興味がある」
「ほんの僅かなテストだけを行って、僕はスーパーフォーミュラのシーズンインを迎える。その間に新しいクルマと、6つの新しいサーキットを学ぶなんて、簡単なことではない」
「僕はヨーロッパに拠点を置き、レースのために日本に戻ってくるつもりだ。今年は、素晴らしい年になるだろう」
【関連ニュース】
2017 NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レースが4月22日より開催
GP2代表「バンドーンがスーパーフォーミュラで得たものは僅か」
この記事について
シリーズ | スーパーフォーミュラ |
ドライバー | ピエール ガスリー |
チーム | ナカジマ・レーシング |
執筆者 | Jamie Klein |