【スーパーフォーミュラ】KCMGをドライブした小林可夢偉「今までとはちょっと違うバランスだった」
スーパーフォーミュラ合同テスト、小林可夢偉はKCMGのマシンを駆った。

11月24日に鈴鹿サーキットで行われた、スーパーフォーミュラの合同テスト・ルーキードライバーテスト。小林可夢偉は今シーズンを戦ったSUNOCO Team LeMansのマシンではなく、KCMGのマシンに乗った。これは、TRDやトヨタの手配だったようだ。
「悪くなかったです。その分、本当に速いチームはどんなものなんだろうかと思うくらいです。乗り始めから、そんなに悪くなかったんで」
走行を終えた可夢偉はそう語った。トラブルらしいトラブルといえば、朝一番にアクセルが戻らず、コースインできなかったということだけだった。
「そのままコースに出て行ってたら、刺さってましたよ。それ以外はトラブルはなかったです」
この日の走行目的は、とにかく”違うマシンで走ってみよう”ということだったと言う。
「今日は、とりあえず乗ってみようというところから始まりました。だから、特にメニューはなかったんです」
「この気温ですからなんとも言えないですけど、これまで経験していないクルマのバランスだった。これまでとはちょっと違う方向のバランスだったので、こういうのもあるんだということが分かった」
「でもまぁ、僕は去年の冬も速かったですからね。冬番長なんですよ」
そう語る可夢偉は、KCMGというチームの印象について、次のように説明した。
「KCMGって、小規模だと思うじゃないですか。でも、メカニックの人はこっちの方が多い気がします。もちろん、マシンが1台しかないという効率の悪さはありますけどね。でもチームの雰囲気も、楽しくやってる感じです」
今回テストしたことで、来季KCMGでレースをすることになるのかと訊かれた可夢偉は、次のように冗談も交えて答えた。
「いやまだ全然。ホンダエンジンも試してみなきゃいけないし、色々と乗らせてもらって、どこが良いんだろうなと見極めたいと思っています」
来季、可夢偉はどのマシンを乗ることになるのだろうか?
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この記事について
シリーズ | スーパーフォーミュラ |
イベント | 合同テスト・ルーキードライバーテスト |
サブイベント | 合同テスト・ルーキードライバーテスト |
ロケーション | 鈴鹿サーキット |
ドライバー | 小林 可夢偉 |